鉄道ニュース・豆知識

【解説】青春18きっぷでIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道は乗れるの?

盛岡駅に停車中のいわて銀河鉄道
なか
なか
東北ひとりっぷの筆者、なか(@lbxxx3535)です!
鉄道一人旅をしながら東北の魅力を発信してます!
青い森鉄道とIGRいわて銀河鉄道って、青春18きっぷで乗れるのかな?

そんなお悩みを解決する記事を書きました。

結論から言うと、青春18きっぷだと青い森鉄道には乗れますが、IGRいわて銀河鉄道には乗れません。

さらに青い森鉄道に関しては乗り降りできる区間が限られているので、注意が必要です。

今回の内容
  • IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道を利用する際の注意点
  • IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道に代わる移動手段
  • 東北、北海道方面の鉄道旅におすすめの「北海道&東日本パス」について

ぜひ鉄道旅の参考にしてみてくださいね。

1.青春18きっぷとは?

青春18きっぷ青春18きっぷとは、JRの普通列車や快速列車、BRTが全線乗り放題になる切符です。

BRTとは?
  • バス・ラピッド・トランジット(バス高速輸送システム)の略
  • バス専用道などを走ることで、路線バスよりも速達性、定時性を確保できる
  • 現在、JRが運営するBRTは気仙沼線BRT、大船渡線BRTの2つ

JRの路線であれば日本中どこへでも行けてしまうので、鉄道を乗り継いで北海道から九州へ行くこともできてしまいます。

5日間利用が可能で、12,050円での販売です。

つまり1日あたり2,410円という計算になりますね。

なお青春18きっぷの買い方や使い方は「青春18きっぷについて」にて詳しく解説しています。

合わせてご覧になると、より分かりやすいですよ。

なお、僕が実際に青春18きっぷを使って鉄道旅をした模様もお届けしています。

移動するときの参考になるかと思うので、合わせてご覧になってみてください。

2.IGRいわて銀河鉄道とは?

盛岡駅に停車中のいわて銀河鉄道IGRいわて銀河鉄道は、盛岡駅~目時駅を結ぶ第三セクター鉄道です。

第三セクター鉄道とは?

国や自治体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が共同で運営する鉄道会社のこと

2002年まではJR東北本線として運行されていましたが、東北新幹線の盛岡駅~八戸駅間の開業によってJRから分離されました。

現在はIGRいわて銀河鉄道、日本貨物鉄道が管轄する鉄道となっています。

3.青い森鉄道とは?

青い森鉄道青い森鉄道は、目時駅~青森駅を結ぶ第三セクター鉄道です。

2010年までは、青い森鉄道はJR東北本線として運行されていました。

しかし東北新幹線の八戸駅~新青森駅間の延伸により、JRから分離されてしまったのです。

現在は青森県が線路などの施設を所有し、その施設を青い森鉄道が利用するという形で運営しています。

4.IGRいわて銀河鉄道は青春18きっぷでは乗れない

青春18きっぷでは、IGRいわて銀河鉄道に乗車することはできません。

もし乗車する場合は、いかなるときでも運賃が必要となります。

IGRいわて銀河鉄道と花輪線の路線図ちなみにIGRいわて銀河鉄道の盛岡駅~好摩駅間は、JR花輪線が乗り入れています。

青いラインがIGRいわて銀河鉄道。あずき色のラインがJR花輪線です。

もしJR花輪線に乗車する場合は、別途で運賃を支払う必要があるので注意が必要です。

盛岡駅~好摩駅間がJRの管轄ではないので、このようになっているわけですね。

5.【実例】IGRいわて銀河鉄道に乗る場合

①盛岡駅か大舘駅からJR花輪線に乗る場合

青春18きっぷでは、IGRいわて銀河鉄道を利用できません。

そのためJR花輪線に乗る場合は、盛岡駅~好摩駅間の料金(650円)が必要なのでご注意を!

好摩駅~大舘駅間はJR東日本が管轄する区間なので、青春18きっぷのみで乗車できます。

②盛岡駅~八戸駅間を移動する場合

IGRいわて銀河鉄道は盛岡駅~目時駅を結ぶ鉄道会社ですが、青森県の八戸駅まで乗り入れる列車もあります。

この場合、盛岡駅~八戸駅間の料金(3,040円)を支払う必要があるので注意が必要です。

6.【参考】盛岡駅~八戸駅は東北新幹線で移動するのもおすすめ

E5系IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は、全国的に見ても料金が高い鉄道会社だということをご存知ですか?

そのため盛岡駅~八戸駅間は東北新幹線を利用したとしても、実はそこまで料金に差がないんです。

盛岡駅~八戸駅間の料金と所要時間
料金所要時間
IGRいわて銀河鉄道3,110円約2時間
東北新幹線3,570円
(運賃+特定特急券)
約30分

特定特急券とは、一部区間で販売されている自由席特急券のようなものです。

東北新幹線はやぶさ号には自由席の販売がありませんが、特定特急券を買えば空いている指定席に乗ることができます。

ですがもしその座席の指定席特急券を持った人が来た場合は、その席を譲りましょう。

表を見ると分かるように、在来線と新幹線の料金差はわずか460円。

なか
なか
ほぼワンコインの差…!!

しかも盛岡駅~八戸駅間は「新幹線ダブルきっぷ」というお得な切符の対象エリアになっています。

6,300円で販売されていますが、これを使えば実質片道3,150円で移動できてしまいますよ。

一人で往復利用する場合や、二人で片道分を利用する場合は使ってみてもいいですね。

もちろん、費用を抑えるためにIGRいわて銀河鉄道を利用するのもいいと思います。

しかし盛岡駅~八戸駅間を直通する列車は、そう多くはありません。

多くて1時間に1本。時間帯によっては2時間に1本のときもあるので、ここだけ注意が必要ですね。

もし少しでも効率的に移動したい場合は、東北新幹線を利用するのもアリですよ。

7.青い森鉄道は青春18きっぷだと青森~野辺地~八戸のみ利用可能

青い森鉄道は、青春18きっぷで乗車できます。

しかしちょっとした工夫が必要になってくるので、注意が必要です。

青い森鉄道線の青森~八戸間を通過利用する場合で、青森駅・野辺地駅・八戸駅で普通列車・快速列車の乗降をする場合に限り、別に運賃を支払うことなく利用できます。ただし上記以外の駅で乗降した場合には、乗車駅から降車駅までの青い森鉄道線の運賃が必要となりますのでご注意ください。青い森鉄道株式会社

青い森鉄道を利用する場合は、青森駅・野辺地駅・八戸駅の3つの駅でしか乗り降りできません。

それ以外の駅で乗り降りしてしまうと通常通り運賃を支払う必要があります。

目時駅~八戸駅間も青春18きっぷでは乗れないので、ご注意ください。

8.IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道を利用しない迂回ルート

①日本海ルート

18きっぷ日本海ルート

高崎線、上越線などで新潟駅へ→羽越本線で秋田駅へ→奥羽本線で青森駅へ

日本海ルートは、新潟・秋田などの日本海側を経由して向かうルートです。

関東から向かう場合だと、まず高崎線や上越線に乗って新潟駅まで向かう必要があります。

北海道方面からの場合は、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を別途で購入して移動することになりますね。

羽越本線の車窓秋田県~新潟県を結ぶ羽越本線は、車窓から海が見えるのでおすすめですよ。

なお羽越本線は基本的に1時間に1本の運行ですが、日中は2時間に1本の時間帯もあります。

そのため注意が必要ですね。

②宮城・山形ルート

18きっぷ宮城、山形ルート

東北本線で仙台駅へ→仙山線で山形駅へ→奥羽本線で青森駅へ

宮城・山形ルートは、宮城県、山形県、秋田県を経由して向かうルートです。

関東から向かう場合だと、まず東北本線を乗り継いで仙台駅まで向かう必要があります。

北海道方面からの場合は、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を別途で購入して移動することになりますね。

福島駅~仙台駅~山形駅間は本数がまだ充実しているものの、山形駅~青森駅間は時間帯によっては注意が必要です。

特に新庄駅~秋田駅間は下手すれば2時間も待たなければいけません。

もしこの区間を利用する場合は、うまく時間を調整して利用した方がよさそうですね。

③北上線ルート

18きっぷ北上線ルート

東北本線で北上駅へ→北上線で横手駅へ→奥羽本線で青森駅へ

北上線ルートは、岩手県・秋田県を経由して向かうルートです。

関東から向かう場合だと、東北本線を乗り継いで北上駅まで向かう必要があります。

北海道方面からの場合は、青春18きっぷ北海道新幹線オプション券を別途で購入して移動することになりますね。

2019年3月のダイヤ改正で奥羽本線に快速列車が誕生しました。

これまでに東京~青森間を移動するには、北上線を利用して向かうのが難しい状況でした。

しかしこの快速列車が誕生したおかげで、今回から新たにこのルートが誕生したのです。

北上線は本数がそれほど多い路線ではないですが、車窓からのどかな景色を楽しめるのでおすすめですよ。

9.北海道&東日本パスならIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道に乗車可能

北海道&東日本パス青春18きっぷと似たような切符で、北海道&東日本パスというものがあります。

北海道や東北方面での鉄道旅を考えている場合は、北海道&東日本パスが断然おすすめですよ。

なぜならこの切符を使えば、青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道といった第三セクター鉄道にも乗車できてしまうからです。

青春18きっぷだと、青い森鉄道は条件付きで利用しなければいけませんし、IGRいわて銀河鉄道に至っては乗車すらできません。

そのため北へ向かう場合は、山形県、秋田県側から遠回りをして行かなければいけないのです。

しかもこの区間は「東北の難所」でも解説しているように、列車の運行本数がかなり少ない場所もあります。

北海道、東北方面での鉄道旅を考えている場合は、こちらの切符を検討してみるのもおすすめですね。

なお北海道&東日本パスの買い方や使い方は「北海道&東日本パスについて」にて解説しています。

こちらも合わせてご覧になると分かりやすいですよ。

10.【まとめ】青春18きっぷでIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道は乗れるの?

以上、今回は「青春18きっぷでIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道は乗れるのか?」という内容でお届けしました。


IGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道は、青春18きっぷ利用者がよく間違えて乗ってしまうことが多い路線です。

青春18きっぷで旅行をする際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なお東北方面での鉄道旅を考えている場合は、北海道&東日本パスが断然おすすめですよ。

こちらもぜひ検討してみてください。

なか
なか
下のシェアボタンで記事をシェアしていただけると嬉しいです!ではどうも、なか(@lbxxx3535)でした!
\  URLをコピーしてシェアする  /
記事のタイトルとURLをコピー