どうも、筆者のなか(@naka_travel)です!

当ブログ「東北旅びより」では、快速はまゆり号の盛岡駅~釜石駅間の乗車レポートをお届けします。

釜石駅に停車中の快速はまゆり快速はまゆりの旧型車両キハ110

新型車両HB-E220に置き換わった快速はまゆり号快速はまゆりの新型車両HB-E220

快速はまゆりは、盛岡駅~釜石駅間を東北本線・釜石線経由で運行する快速列車。

指定席は全座席リクライニングシートで、青春18きっぷなどでも乗れることから、乗り得列車としても有名でした。

しかし2026年3月のダイヤ改正で全車自由席化され、釜石線内の全列車もキハ110から新型車両のHB-E220系に置き換えに。

現行の快速はまゆりは廃止となったはまゆり号、一体どのように変わったのでしょうか?

なか
なか
新車も新車で気になるところ。

そんなわけで、当記事の内容は以下の通り。

  • 快速はまゆりの盛岡駅~釜石駅間の乗車記ブログ
  • 新型車両となった快速はまゆりの車内
  • 快速はまゆりの時刻表・停車駅・料金

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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釜石線新型車両導入に伴い指定席廃止に…快速はまゆり号とは?

新型車両HB-E220に置き換わった快速はまゆり号釜石線は、岩手県の花巻駅~釜石駅の約90kmを結ぶ路線。

なか
なか
沿線の花巻市は、宮沢賢治の出身地なんだよ!

宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」に登場する沿線風景は、釜石線の前身である「岩手軽便鉄道」がモデルになったのだそう。

そのことから、沿線には「銀河ドリームライン釜石線」という愛称がつけられています。

なか
なか
週末には観光列車ひなびも走ってるよ!

花巻駅1番線の駅名標宮沢賢治の作品にちなんで、釜石線の駅名標も「銀河鉄道の夜」仕様に。

また、作品中にエスペラント語の単語がよく登場していたことから、各駅にエスペラント語による愛称が付けられています。

なか
なか
童話っぽいデザインでかわいい。

釜石線は岩手県の内陸部と沿岸部を結ぶ路線。

険しい峠道を越えるので車窓の景色も抜群です。

釜石駅に停車中の快速はまゆり快速はまゆりの旧型車両

新型車両HB-E220に置き換わった快速はまゆり号快速はまゆりの新型車両

そんな釜石線で活躍する快速列車、はまゆり号。

盛岡駅~花巻駅~釜石駅間を釜石線・東北本線経由で1日3往復運行中です。

  • 釜石駅~花巻駅間:釜石線
  • 花巻駅~盛岡駅間:東北本線

以上の区間を走行します。

快速はまゆりの指定席2000年初期頃まで運行していた急行陸中が快速へ格下げされて以降も、リクライニングシート指定席が残り続けたはまゆり号。

530円と指定席券もリーズナブルなことから、青春18きっぷ旅行者にも人気でした。

なか
なか
令和でも気動車急行の走りを楽しめて最高だった。

そんな列車も2026年3月のダイヤ改正で旧型車両「キハ110系」は引退し、新型車両「HB-E220系」へ置き換えに。

現在は釜石線の全車が新型車両での運行となっています。

新はまゆり号はどう変わった?
  • 3~4両での運行→全車2両での運行に
  • 全車ワンマン運転に
  • 指定席廃止、全車自由席に
  • 「快速はまゆり〇号」といった号数表記の廃止
  • リクライニング・ボックスシート→全ロングシートに

まさか快速はまゆりまでも普通車と同様の車両に置き換えるとは予想外でした。

なか
なか
JR東、相当追い込まれてるんやろか。

確かに人気だったとは言え、平日は指定席利用者も片手で数えられるほど…なんてこともざらでしたから。

残念に思う旅行者もそれなりにいそうですが、JRも民間企業である以上、これも仕方ないのかもしれません。

なか
なか
きっと今までがボーナスタイムだっただけなんや。

【指定席廃止】快速はまゆり新型車両で盛岡から釜石へ!置き換えで実際どう変わった?

盛岡駅から快速はまゆりに乗車

盛岡駅の駅舎旅のスタートは盛岡駅。

岩手県の県庁所在地、盛岡市の代表駅。

盛岡駅から快速はまゆりに乗車し、終点の釜石駅を目指します。

盛岡駅改札内の電光掲示板乗車する快速はまゆりは7番線からの発車。

盛岡発の初便は9時22分発。

確かダイヤ改正前は8時半過ぎ頃に盛岡駅を出ていたかと思うので、だいぶ遅くなりましたね。

なか
なか
まじで全車自由席になったんや…

ダイヤ改正後、快速はまゆりは全車自由席および2両編成に。

さらにはワンマン運転となり、車掌さんの声を聞くこともできなくなってしまいました。

盛岡駅に停車中のHB-E220盛岡駅ホームへ向かうと、すでに停車中の新型車両HB-E220。

釜石線新時代の幕開けを祝うかのよう、雲一つない青空に包まれている盛岡。

キハ110のいない釜石線…未だに違和感がぬぐえない。

HB-E220の行先表示
ワンマン快速はまゆりの表示

盛岡~釜石を約2時間半で結ぶロングランワンマン快速となったはまゆり号。

なか
なか
この風景がこれから当たり前になっていくんやな。

新型快速はまゆりの車内・座席

新型車両となった快速はまゆりの車内快速はまゆりの新型車両は全座席がロングシート。

東北本線内の混雑対策を考慮したためでしょう。

旧型車両は両端のみにドアがありましたが、新型は中間にも設けられています。

快速はまゆりの指定席の車内旧型車両の車内。

当たり前ですが、雰囲気は全然違いますね。

車内は明るくなりましたし、一気に都市部の通勤路線感が増しました。

HB-E220のドアと運転台
HB-E220の運転台付近

運転台付近にはワンマン運転用の表示器なども設置されています。

そしてぱっと見でも分かるくらい、ドアがめちゃめちゃデカいのが印象的。

乗り降りはしやすそう。

HB-E220のトイレ付近
HB-E220のトイレ

バリアフリーを意識した設計のためか、広々としたトイレも完備。

車いすも余裕で入りそうです。

なか
なか
こんな広いトイレの車両初めてかもしれん…

HB-E220の座席座席はこんな感じ。

どうやら座席数自体減っているようです。

気のせいかもしれませんが吊り革もなんとなく少ないような。

この辺りでは大体ドア付近に乗客が固まる傾向にありますし、そこまで取り付ける必要もないだろうという判断になったのでしょうか?

広い足元のスペース実際に着席してみると、足元は比較的広め。

旧型に比べ座席はだいぶ固いものの、思ったほどガッチガチなわけでもなく。

普段使いする分には十分な設備。

なか
なか
仙石線の新型っぽい席で好きかも。

ただ、これで盛岡~釜石を乗り通すと考えるとさすがにハードな気も…

HB-E220の窓割全体的に窓が少なくなったことも特徴のひとつ。

釜石線の車窓が好きなだけに少し悲しくなります。

なか
なか
旅行者にとってこれは辛い。

こうして見ると、東北本線内の対策に完全に振り切ったなという印象。

旅行者としては残念に思う部分もありますが、何より沿線住民がなるべく心地よく日常使いできる方が大事。

幸い釜石線内ではひなびという観光列車も走っていますし、車窓を楽しむならこちらに乗った方がよさそうです。

ひなびの乗車レポートはこちら
【乗車記】ひなび(陽旅) 盛岡~釜石|グリーン車・指定席を乗り比べ!北東北でデビューした新観光列車新観光列車ひなび(陽旅)釜石で盛岡駅から釜石駅へ。普通車指定席・グリーン車の乗り比べてみました。当ブログ「東北旅びより」では乗車記の他、おすすめ座席や料金、運行区間、運転日、予約方法なども紹介していきます。...

途中停車駅は矢幅のみ!盛岡~花巻は東北本線を走行

盛岡駅付近の車窓盛岡駅を出発し、さっそく車窓に現れる雫石川と東北新幹線の高架橋。

盛岡駅から釜石駅までは、快速はまゆりを利用すれば約2時間半。

普通列車よりも圧倒的に早いですし、何より乗り換えなしで行けるのはかなり便利です。

矢幅駅で数人を乗せ出発。

土休日ではあったものの、それほどの混雑はなく落ち着いた車内。

軽快なエンジン音が心地よく響きます。

なか
なか
走り出しがまじで電車みたいでビビる。

花巻駅から進行方向が変わり釜石線に入線

花巻駅の駅名標盛岡駅から約20分、快速はまゆりは花巻駅に到着。

花巻駅では列車の進行方向が変わるため数分停車。

盛岡駅~花巻駅には途中駅が8駅あるにも関わらず、停車するのは矢幅駅のみ。

電化区間を爆速で駆け抜ける気動車を楽しめるのも面白いポイントです。

東北本線と分岐する快速はまゆり定刻通りに花巻駅を出発。

東北本線と分岐し、釜石線内を進みます。

新花巻駅花巻駅から約10分、新花巻駅に到着。

東北新幹線の乗換駅ということもあってか、やはり人の乗り降りは多め。

土沢駅新花巻駅の次の停車駅は、土沢駅。

この辺りから、快速はまゆりはエンジン全開で颯爽と駆け抜けていきます。

宮守駅土沢駅から約10分、宮守駅に到着。

宮守駅からは花巻市を抜け、遠野市に入ります。

釜石線の有名撮影スポット「めがね橋(宮守川橋りょう)」

めがね橋を渡る快速はまゆり宮守駅を出発すると、快速はまゆりは「めがね橋」の愛称で知られる宮守川橋りょうを渡ります。

めがね橋は、宮沢賢治の童話「銀河鉄道の夜」のモチーフにもなった場所。

なか
なか
釜石線の撮影地としても有名よな。

橋のライトアップも実施しており、夜になるととても幻想的です。

遠野駅宮守駅から約20分、快速はまゆりは遠野駅に到着。

遠野市は釜石線沿線では主要地域のひとつ。

そのためか乗客の乗り降りも多いです。

グルメもまた魅力的な遠野。

ジンギスカンに蕎麦、パスタ、クラフトビール…

なか
なか
遠野でグルメ旅したい。

釜石線の車窓の見どころ「オメガループ」

遠野駅付近の快速はまゆりの車窓遠野駅を出発すると、市街地を離れ山の中へ。

険しい峠道を進みます。

なか
なか
この辺りからの車窓は特に見ごたえ抜群。

中でも一番の車窓の見どころは、上有住駅~陸中大橋駅間の「オメガループ」と呼ばれる区間。

オメガループとは、その名の通り「Ω(オメガ)」の記号のような形を描きながら走行することです。

上有住駅~陸中大橋駅間のグーグルマップ引用:グーグルマップ

地図を見ると、線路が「Ω(オメガ)」のような形をしているのがお分かりかと思います。

上有住駅~陸中大橋駅にある「仙人峠」は、釜石線内では最も勾配が厳しい場所。

陸中大橋駅と仙人峠には約300mもの高低差があるのだそう。

なか
なか
よく線路通せたな。

しかし列車の構造上、急勾配を一気に登ることが難しいんです。

そこで考えられたのがオメガループ。

急勾配を避けるため、180度迂回しながら高度をかせいでいく…という仕組みになっています。

オメガループに入る釜石線上有住(かみありす)駅を通過すると、車窓からはもうひとつ線路が見えてきました。

この線路は別の路線のものではなく、正真正銘の釜石線の線路。

これから快速はまゆりが通る線路です。

現在の写真の位置から180度ゆるやかにカーブして、下の線路へと向かいます。

オメガループを越えた快速はまゆりそして長いトンネルを越えると、今度は車窓から赤い鉄橋が見えてきます。

これが先ほど快速はまゆりが通った線路。

180度半周し下へと降りてきました。

なか
なか
さっき通った線路が見えるなんて不思議。

松倉駅遠野駅から約40分、松倉駅に到着。

2021年3月のダイヤ改正で、快速はまゆりの全列車が松倉駅に停車するようになりました。

松倉駅周辺には学校や球技場、病院などの施設が密集してますし、利便性は向上したのではないでしょうか。

小佐野駅小佐野駅に到着。

徐々に釜石市の市街地や、三陸鉄道リアス線の線路が車窓から見え始めます。

甲子川を渡る快速はまゆり車窓から甲子川が見えると、終点の釜石駅はもう間もなく。

釜石駅に到着

釜石駅の駅名標盛岡駅から約2時間、終点の釜石駅に到着。

ダイヤ改正で大きく姿を変えることになった快速はまゆり。

こうして見ると、東北本線内の対策に完全に振り切ったなという印象。

旅行者としては残念に思う部分もありますが、何より沿線住民がなるべく心地よく日常使いできる方が大事。

幸い釜石線内ではひなびという観光列車も走っていますし、車窓を楽しむならこちらに乗った方がよさそうです。

ひなびの乗車レポートはこちら
【乗車記】ひなび(陽旅) 盛岡~釜石|グリーン車・指定席を乗り比べ!北東北でデビューした新観光列車新観光列車ひなび(陽旅)釜石で盛岡駅から釜石駅へ。普通車指定席・グリーン車の乗り比べてみました。当ブログ「東北旅びより」では乗車記の他、おすすめ座席や料金、運行区間、運転日、予約方法なども紹介していきます。...

快速はまゆりの時刻表・停車駅・料金

時刻表・停車駅(2026年度)

盛岡駅発の快速はまゆり

盛岡仙北町岩手飯岡矢幅古館紫波中央日詰石鳥谷花巻空港花巻新花巻土沢宮守鱒沢遠野岩手上郷松倉小佐野釜石
09:22 発09:30 着
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11:15 発11:18 着
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18:50 発
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19:31 発
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19:36 発
19:41 着

以上の時間帯で、土日祝日、平日問わず毎日運行しています。

初便の発車時間(元快速はまゆり1号)が40分程度繰り下がったのが特徴的。

11時台発車の東北本線内各駅停車に関しては、これまでと変わらずのよう。

釜石駅発の快速はまゆり

釜石小佐野松倉岩手上郷遠野鱒沢宮守土沢新花巻花巻花巻空港石鳥谷日詰紫波中央古館矢幅岩手飯岡仙北町盛岡
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08:20 発
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16:49 着
16:50 発
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17:04 発
17:10 着
17:11 発
17:20 着
17:32 発
17:50 着
17:51 発
18:01 着

以上の時間帯で、土日祝日、平日問わず毎日運行しています。

盛岡発同様、11時台発車の東北本線内各駅停車に関しては、これまでと変わらず。

加えて最終便(元快速はまゆり6号)の発車時刻が1時間程度繰り下がったようです。

運賃・料金

乗車券盛岡~花巻:720円
盛岡~遠野:1,600円
盛岡~釜石:2,420円
自由席0円

釜石線快速はまゆり指定席廃止に伴い、全席追加料金なしで乗車可能になりました。

また快速列車のため、青春18きっぷや北海道&東日本パスなどのフリーパスでも乗れます。

【指定席廃止】快速はまゆり新型車両で盛岡から釜石へ!置き換えで実際どう変わった?|まとめ

以上、今回は「【指定席廃止】快速はまゆり新型車両で盛岡から釜石へ!置き換えで実際どう変わった?」という内容でお届けしました。

ダイヤ改正で大きく姿を変えることになった快速はまゆり。

こうして見ると、東北本線内の対策に完全に振り切ったなという印象。

旅行者としては残念に思う部分もありますが、何より沿線住民がなるべく心地よく日常使いできる方が大事。

より多くの日常ユーザーに受け入れてもらえたら嬉しいなと思います。

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なか
当ブログの筆者。鉄道一人旅が趣味。北海道&東日本パスを使った東北一周旅行をきっかけに、東北のローカル線にドハマりしました。ブログでは東北の絶景ローカル線の他、沿線のグルメ情報や、実際に利用したお得な切符情報などもお届けしています。詳しいプロフィールはこちらから。