会津エリアの観光に便利なお得なきっぷ「会津ぐるっとカード」を紹介していきます。
会津ぐるっとカードは、会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題になるフリー切符。
JR線だけでなく、会津鉄道や会津バスも使い放題なのが非常に魅力的です。
- バスに加えて鉄道も使いたい
- 中心部だけでなく様々なエリアをまわりたい
- 1日だけじゃ物足りない
そんな時にうってつけの乗り放題きっぷかと思います。
当ブログ「東北旅びより」では、以下の内容を紹介していきます。
- 会津ぐるっとカードの料金・利用期間・範囲・買い方
- 会津ぐるっとカードで行きたい観光地
- 会津ぐるっとカードで乗りたい列車
ぜひ参考にしてみてくださいね。
会津ぐるっとカードとは?
会津ぐるっとカードは、会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題になるフリー切符。
- JR磐越西線(喜多方駅~会津若松駅~猪苗代駅)
- JR只見線(会津若松駅~会津柳津駅)
- 会津鉄道会津線(西若松駅~会津田島駅)
- 会津バス
- 会津若松市内のまちなか周遊バス(ハイカラさん・あかべぇ)
カードの提示により、以上の公共交通機関が2日間乗り放題となるほか、観光・宿泊施設や飲食店などの割引優待サービスが受けられます。
会津エリアのフリーパスだと、周遊バスハイカラさんの一日乗車券が代表的。
中心部の観光地を巡るのにとても使い勝手がいいですが
- バスに加えて鉄道も使いたい
- 中心部だけでなく様々なエリアをまわりたい
- 1日だけじゃ物足りない
そんな時にうってつけの乗り放題きっぷかと思います。
会津ぐるっとカードの料金・利用期間・範囲・買い方
料金・利用期間
利用期間 | 2日間 |
---|---|
料金(大人) | 2,720円 |
料金(子ども) | 1,360円 |
紙カード版と、 スマホで利用できるデジタル版(TOHOKU MaaSまたはSamurai.MaaS)があります。
どちらも同じ料金です。
また、平日・休日関係なくいつでも利用可能なのも魅力的ですね。
範囲・利用エリア
- JR磐越西線(喜多方駅~会津若松駅~猪苗代駅)
- JR只見線(会津若松駅~会津柳津駅)
- 会津鉄道会津線(西若松駅~会津田島駅)
- 会津バス
- 会津若松市内のまちなか周遊バス(ハイカラさん・あかべぇ)
会津若松の主要エリアに加え、喜多方や猪苗代、裏磐梯、柳津町や下郷町など幅広い範囲が特徴。
もはや「会津エリアの観光にはこれ1枚あれば十分!」と言ってもいいレベルです。
鶴ヶ城や飯盛山など中心エリアはもちろん、五色沼や大内宿などの観光にも便利そうです。
大内宿はエリア範囲外のため、会津ぐるっとカードでは直接行けません。
湯野上温泉から大内宿までのバス料金を別途支払う必要があります。
買い方・購入方法
- 現地で紙カード版の本券を直接購入
- コンビニなどで紙カードの引換券を購入→対象の施設で引換
- TOHOKU MaaSまたはSamurai.MaaSでデジタルカードを購入
会津ぐるっとカードの買い方は、以上の3通り。
筆者はコンビニで紙カードの引換券を購入しました。
- ローソン・ミニストップ店頭端末「Loppi」
- ファミリーマート店頭端末
- セブン-イレブン店頭端末
コンビニで引換券を購入する場合、以上の3つが使える店舗であれば全国どこでも購入可能。
筆者はローソンを利用することにしました。
全国のローソン・ミニストップ店頭に設置されている発券端末「Loppi(ロッピー)」で引換券」を購入できます。
まずはトップ画面から左の「各種番号をお持ちの方」をタッチ。
右下の「各種番号手入力」をタッチ。
番号検索画面にてLコード「24115」を入力。
チケット選択画面から「会津ぐるっとカード」を選択。
その後、ご希望の券種から「ぐるっとカード引換券」をタッチ。
券種が合っていることを確認し、購入枚数を入力。
各種注意事項などを確認した後、氏名・電話番号を入力。
申込内容を確認し、レシートを発券。
レシートをレジまで持っていき、料金を支払います。
無事、引換券を購入できました。
あとは旅行当日に対象の施設で引換するだけです。
参考までに、会津ぐるっとカードの引換場所は以下の通り。
会津ぐるっとカード引換箇所 | |
---|---|
JR東日本の窓口 | 郡山駅 猪苗代駅 会津若松駅 喜多方駅 会津坂下駅 |
会津鉄道の窓口 | 西若松駅 芦ノ牧温泉駅 湯野上温泉駅 会津下郷駅 会津田島駅 |
会津バスの窓口 | 若松駅前バスターミナル 若松駅前案内所 喜多方営業所 坂下営業所 猪苗代営業所 |
その他 | 東山温泉観光協会 七日町駅「駅カフェ」 会津トラベルサービス Active Resorts 裏磐梯 裏磐梯レイクリゾート 裏磐梯高原ホテル 磐梯桧原湖畔ホテル 休暇村裏磐梯 会津アストリアホテルズ 裏磐梯観光協会 会津美里町観光協会 |
筆者は会津バスターミナルの窓口で本券に交換しました。
面倒な手続きは特になく、ただ引換券を出すだけでOKです。
【モデルコース】会津ぐるっとカードで巡りたいおすすめグルメ・おすすめ列車
会津ぐるっとカードで巡りたいおすすめグルメ3選
【芦ノ牧温泉】DECCORA(デッコラ)
会津の奥座敷「芦ノ牧温泉」に位置する食堂、DECCORA。
温泉街なので足湯もあります。
中でも高台にある「かがやき公園」の足湯は見晴らしがよくおすすめ。
特に秋は紅葉で辺り一面が埋め尽くされた絶景を堪能できますよ。
足湯を楽しんだ後は、おいしいランチを求めこちらのDECCORAへ。
DECCORAは、芦ノ牧温泉の中でも有名な旅館「大川荘」がプロデュースしている食事処。
大川荘といえば、人気アニメ「鬼滅の刃」に登場する無限城に似ていることで一時期話題にもなりましたね。
名物の芦ノ牧温泉カレー。
非常に食べやすいテイストでとてもおすすめです。
【東山温泉】卯之家(うのや)
会津若松駅からバスで約15分…山奥にひっそりと佇む厳かな温泉街、東山温泉。
卯之家は戦後間もない頃からこの地でお店を営んでいるそうです。
中でもおすすめは、会津グルメを一挙に楽しめる卯之家セット。
リーズナブルでありながら大変おいしく、とてもおすすめです。
【市内中心部】珈琲館蔵
珈琲館蔵は、1976年にオープンした会津若松市中町にあるカフェ。
明治時代の蔵をリノベーションした建物が特徴的です。
木の温かみを感じる店内、昭和レトロなグッズの数々。
アンティーク好きな方にはたまらない場所です。
ケーキとコーヒーでほっと一息。
会津若松の市街地にありますし、最寄り駅の会津若松駅と七日町駅からは徒歩圏内。
市内の観光がてら立ち寄るのもおすすめです。
会津ぐるっとカードで巡りたいおすすめ列車3選
会津鉄道会津線 お座トロ展望列車
会津鉄道会津線の会津若松駅~会津田島駅で運行する観光列車、お座トロ展望列車。
主に4月~11月の土日に運行していますが、紅葉シーズンなどは平日に走ることも。
沿線の風景を肌で感じられるトロッコ席や、非日常感のあるお座敷席、そして優雅に景色を楽しめる展望席。
とても魅力あふれる列車で、会津線での観光におすすめです。
また終点の会津田島駅には、地酒を楽しめる日本酒自販機も。
こちらも合わせてぜひ。
只見線(会津若松~会津柳津)
只見線は、会津若松駅(福島県会津若松市)~小出駅(新潟県魚沼市)の約135㎞を結ぶ路線。
只見線は「絶景の秘境路線」と呼ばれています。
絶景というだけあって
- 日本経済新聞「紅葉の美しい鉄道路線ベストテン」第1位
- 日本経済新聞「雪景色のきれいなローカル線ベストテン」第3位
- 旅と鉄道「好きなJRローカル線ランキング(東日本編)」第1位
- 中国の人気SNS微博(ウェイボー)にて「世界で最もロマンチックな鉄道」として話題に
などなど、メディアからの評価もピカイチ。
国内だけでなく、海外からも支持を得ているローカル線です。
只見線沿線は国内屈指の超豪雪地帯。
車窓から雪景色を楽しめます。
絶景秘境駅として有名な早戸駅があるのも、只見線沿線。
徒歩圏内に温泉もあるので、旅行がてら立ち寄るのもいいかと思います。
新緑の時期もかなりおすすめ。
写真映え間違いなしです。
会津ぐるっとカードでは途中の会津柳津駅まで乗車可能。
柳津町は赤べこ発祥の地として有名で、グルメ・温泉など魅力満載です。
【番外編】磐越西線 快速あいづ
遠方から会津エリアへアクセスする際に乗車したいのが、磐越西線の快速あいづ。
一部車両の半室を指定席とし、14席のリクライニングシートが設置されています。
観光列車に使用されている座席と同じものなので、乗り心地はバツグン。
遠方から来る場合、ほとんどは
東北新幹線→郡山駅→磐越西線→会津若松駅
以上のルートかと。
特に繁忙期ですと、磐越西線の郡山駅~会津若松駅間はとても混みます。
追加料金として530円かかりますが、快適な座席を確約できると考えれば、利用する価値は十分にあります。
時間が合えばこちらもぜひぜひ。
【初心者向け】会津ぐるっとカードの買い方・使い方|会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題に!|まとめ
以上、今回は「【初心者向け】会津ぐるっとカードの買い方・使い方|会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題に!」という内容でお届けしました。
会津エリアの列車やバスが2日間乗り放題になる会津ぐるっとカード。
- バスに加えて鉄道も使いたい
- 中心部だけでなく様々なエリアをまわりたい
- 1日だけじゃ物足りない
そんな時にうってつけの乗り放題きっぷかと思います。