【初心者向け】秋の乗り放題パス 2026年版|モデルコースや買い方・使い方を紹介

- 秋の乗り放題パスがどんな切符なのか知りたい
- 秋の乗り放題パスの買い方や使い方が知りたい
- 秋の乗り放題パスだと、どんな旅ができるのか知りたい
そんなお悩みにお答えしていきます。
これまでに様々なフリー切符などを使って鉄道一人旅をしてきた筆者。
そんな筆者がここで紹介する切符が、秋の乗り放題パス。
秋の乗り放題パスは、毎年秋限定で発売されるフリーパス。
全国のJR線などが3日間乗り放題になるので、この秋の鉄道旅行にうってつけの切符ですよ。
そんなわけで当ブログ「東北旅びより」では、以下の内容を紹介していきます。
- 秋の乗り放題パスの2026年版の発売期間・利用期間
- 秋の乗り放題パスの購入方法・モデルコース・旅行記
- 秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券について
- 秋の乗り放題パスと青春18きっぷの違い
- 秋の乗り放題パスで乗車したい、東北のおすすめローカル線
ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連情報「日本の旅、鉄道の旅」で秋におすすめの旅先を見る|JR東日本びゅうツーリズム&セールス
秋の乗り放題パスとは?
秋の乗り放題パスとは、JRの普通列車や快速列車、BRTが3日間乗り放題になるフリー切符です。
- バス・ラピッド・トランジット(バス高速輸送システム)の略
- バス専用道などを走ることで、路線バスよりも速達性、定時性を確保できる
JRの路線であれば日本中どこへでも移動可能。
またJR線に加え、広島県で運行するJR西日本宮島フェリーに乗車できるのもポイント。
【2026年版】秋の乗り放題パスの料金・発売期間・利用期間・買い方
料金
| 大人用 | 7,850円 |
|---|---|
| 小児用 | 3,920円 |
1日あたり約2,600円分、または約1,300円分を使えば元が取れます。
余談ですが青春18きっぷ(3日用)は10,000円なのに対し、秋の乗り放題パスは7,850円。
秋の乗り放題パスも値上げするかと思いきやそのまま。
理由はどうあれ、いつもより少しお得に旅ができそうですね。
発売期間と利用期間
| 発売期間 | 2026年9月18日(金)~10月16日(金) |
|---|---|
| 利用期間 | 2026年10月3日(土)~10月18日(日) |
以上の期間内において、連続する3日間利用可能。
利用開始日の1ヶ月前より購入可能で、2025年10月17日開始分まで発売となります。
なお参考までに、2025年の発売期間・利用期間は以下の通り。
- 発売期間:2025年9月12日(金)~10月17日(金)
- 利用期間:2025年10月4日(土)~19日(日)の連続する3日間
昨年と同じく、2026年版は利用期間が16日間という設定。
10月10日~12日は3連休ということもあり、この週が利用のピークとなりそうですね。
買い方・購入場所
- 全国のJRの主な駅
- JRの旅行センター及び主な旅行会社
以上の場所で購入可能。
みどりの窓口などで購入する場合は「秋の乗り放題パスをください」と言えば大丈夫です。
ちなみに指定席券売機と呼ばれる、切符売り場に並ぶ紫色の券売機でも購入可能。
発売期間中であれば、窓口に並ぶ必要なく秋の乗り放題パスを買えます。
秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券とは?

| 料金 | 大人:4,650円 |
|---|---|
| 子ども:2,320円 | |
| 発売期間 | 2026年9月18日(金)~10月16日(金) |
| 利用期間 | 2026年10月3日(土)~10月18日(日) |
| 区間 | 北海道新幹線:新青森駅~木古内駅 道南いさりび鉄道:木古内駅~五稜郭駅 |
本州と北海道を鉄道で相互移動するためには、北海道新幹線を使うしか方法がありません。
しかし秋の乗り放題パスでは、基本的に新幹線や特急は乗車不可。
そこで必要になってくるのが、秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券。
- 北海道新幹線:新青森駅~木古内駅
- 道南いさりび鉄道:木古内駅~五稜郭駅
秋の乗り放題パスとオプション券をセットで使うことで、以上の区間に乗車できます。
北海道新幹線の利用可能エリアが奥津軽いまべつ駅から新青森まで延伸されたことに合わせ、値段も少し上がったよう。
以前は2,490円(子どもは1,240円)でした。
この変更は津軽線の蟹田駅~三厩駅廃止が確定しているためでしょう。
奥津軽いまべつ駅に比べ、新青森駅の方が青森の中心エリアに近いです。
そのため、これまでよりも時間つぶしにはあまり困らなさそう。
乗り換え回数も減りますし、多少心理的ハードルが下がりそうです。
詳しくは青森~北海道の移動手段で紹介しています。
新幹線よりも安く済むことが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
青春18きっぷと秋の乗り放題パスの違いは?
乗り放題切符の代名詞とも言える、青春18きっぷ。
そんな人へ向けて、青春18きっぷと秋の乗り放題パスの違いを簡単に下の表にまとめました。
| 料金 | 対象エリア (JR) | 対象エリア (JR以外) | 発売期間 | 利用期間 | 複数人での利用 | 自動改札機 | 北海道新幹線 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 青春18きっぷ | 5日用:12,050円 3日用:10,000円 (小児用なし) | 全国のJR線 | 原則利用不可 | 春・夏・冬 | 連続する3・5日間 | 新青森~木古内 (大人・小児4,650円) | ||
| 秋の乗り放題パス | 大人 7,850円 小児 3,920円 | 全国のJR線 | 原則利用不可 | 秋 | 連続する3日間 | 新青森~木古内 (大人4,650円・小児2,320円) |
それぞれの切符の特徴を踏まえて、秋の乗り放題パスのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
ちなみに「初めての青春18きっぷ」では、青春18きっぷの基本的な内容をまとめているので、合わせて参考にしていただければと思います。
【メリット】秋の乗り放題パスのプラスポイント
混雑を避けて鉄道旅ができる
夏休みなどの旅行シーズン真っ只中でなければ、青春18きっぷシーズンのような混み合う時期でもない…
そのためピーク時に比べれば、比較的人混みを避けてゆったりとした鉄道旅を楽しめることが多いでしょう。
青春18きっぷより安い
青春18きっぷは10,000~12,050円で発売されているのに対し、秋の乗り放題パスは7,850円。
4,000円ほど安く購入できます。
JR西日本宮島フェリーに乗れる
鉄道路線だけでなく、広島県で運行するJR西日本宮島フェリーにも乗車可能。
日本三景で有名な、あの厳島神社の観光に便利です。
JR西日本宮島フェリーに乗船する場合、別途現地にて宮島訪問税(100円)の支払いが必要です。
【デメリット】秋の乗り放題パスのマイナスポイント
利用期間が短い
- 青春18きっぷ:期間内の好きな3・5日間
- 秋の乗り放題パス:連続する3日間
青春18きっぷの場合は最高5日間利用できますが、秋の乗り放題パスは3日間と少し短めに設定されています。
連続した日程でなければならない
秋の乗り放題パスは連続した3日間で利用しなければなりません。
例えば連続した休みを取れない社会人の場合だと、少し不便を感じてしまうかもしれません。
2024年の改定で、青春18きっぷも連続利用となりました。
そのためこの点はどちらの切符も大差ないでしょう。
複数人での利用不可
秋の乗り放題パスは、1枚の切符を複数人で利用することができません。
青春18きっぷだと複数人でも利用可能です。
- 日帰り旅行で1枚を5人で使用
→5回分使用 - 1泊2日の旅行で1枚を2人で使用
→往路2回分、復路2回分、計4回分使用
2024年の改定で、青春18きっぷも複数人での利用不可となりました。
そのためこの点はどちらの切符も大差ないでしょう。
秋の乗り放題パスの注意点・よくある質問
秋の乗り放題パスで観光列車は乗車できる?
以上のような、普通・快速列車としての運行および座席が普通車指定席の観光列車であれば、指定席券を購入すれば秋の乗り放題パスで乗車可能。
ただしSLばんえつ物語やひなび・SATONOなど、グリーン車指定席も併設の列車は要注意。
グリーン車を使いたい場合は、乗車券も別途購入する必要があります。
秋の乗り放題パスで特急・新幹線などには乗車できる?
| 路線名 | 区間 | 利用可能な設備 |
|---|---|---|
| 石勝線 | 新得駅~新夕張駅 | 特急の普通車指定席の空席 |
| 室蘭本線 | 東室蘭駅~室蘭駅 | 特急の普通車指定席の空席 |
| 奥羽本線 | 青森駅~新青森駅 | 特急:普通車自由席 全車指定の快速:空いている席 |
| 宮崎空港線 | 宮崎駅~宮崎空港駅 | 特急の普通車自由席 |
| 佐世保線 | 早岐駅~佐世保駅 | 特急の普通車自由席 |
以上の区間では、秋の乗り放題パスのみで特急を利用可能。
もしこの区間を超えて利用した場合は、通常通りの料金がかかるのでご注意を。
また新幹線に関しては、特急のような特例は設定されていません。
新たに乗車券・特急券を購入して乗る必要があります。
秋の乗り放題パスで青い森鉄道・あいの風とやま鉄道などには乗れる?
| 鉄道会社 | 特例区間 | 途中下車可能駅 |
|---|---|---|
| 青い森鉄道 | 青森~八戸 | 青森・野辺地・八戸 |
| あいの風とやま鉄道 | 富山~倶利伽羅 | 富山・高岡 |
| IRいしかわ鉄道 | 俱利伽羅~津幡 | 津幡 |
| ハピラインふくい | 敦賀~越前花堂 | 越前花堂・敦賀 |
原則として、秋の乗り放題パスはJRの普通列車や快速列車・BRT以外は乗車できない切符。
しかし特例として、JR線から鉄道会社線を経由して当日中にJR線へ乗り継ぐ場合であれば秋の乗り放題パスでも乗車OK。
以下でそれぞれ詳しく紹介していきます。
青い森鉄道(青森~野辺地~八戸)
青い森鉄道では、青森・野辺地・八戸でJR線に乗り継ぎする場合に限り、秋の乗り放題パスのみでの乗車が可能。
ただし新青森以遠(弘前方面)、油川以遠(蟹田方面)、大湊線の駅(野辺地駅除く)、八戸線の駅(八戸駅除く)の各駅間の移動に限ります。
- 弘前駅~青森駅~下北駅追加料金なし
- 青森駅~下北駅青森駅~野辺地駅の料金が必要
- 弘前駅~野辺地駅(降りて観光)~下北駅追加料金なし
ややこしいですが、JR線に始まりJR線に終わる利用(当日中)であれば基本的に大丈夫そうです。
あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道(富山~俱利伽羅~津幡)
あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道では、富山・高岡でJR線に乗り継ぎする場合に限り、秋の乗り放題パスのみでの乗車が可能。
ただし西富山以遠(越中八尾方面)の駅と氷見線・城端線の駅(高岡駅除く)または七尾線の駅(津幡駅除く)との移動に限ります。
また、あいの風ライナーをご利用になる場合は別途ライナー券が必要です。
ハピラインふくい(敦賀~越前花堂)
ハピラインふくいでは、越前花堂・敦賀でJR線に乗り継ぎする場合に限り、秋の乗り放題パスのみでの乗車が可能。
ただし西敦賀以遠(小浜方面)・新疋田以遠(近江塩津方面)の駅と越美北線の駅(越前花堂駅除く)との移動に限ります。
- 米原駅~越前花堂駅~九頭竜湖駅追加料金なし
- 敦賀駅~九頭竜湖駅敦賀駅~越前花堂駅の料金が必要
トラブル時の払い戻しはある?
払い戻しはありません。
列車の遅れや運休時の場合も、払い戻しはないので注意が必要です。
秋の乗り放題パスは自動改札機で利用できる?
秋の乗り放題パスは、2020年版から自動改札機で利用できるようになりました。
2019年版までは青春18きっぷと同様の規格だったため、駅員さんのいる窓口を利用する必要があったんです。
窓口での待ち時間が発生することがなくなったのは、地味にうれしいポイントですね。
時刻表が読めないから旅程を立てるのが難しい
時刻表が読めなくても、大阪や東京などの都市部でしたら正直なんとかなります。
それに今ではネットで簡単に列車の時刻が検索できるので、時刻表アプリなども活用すると安心ですね。
ちなみに旅程を立てるときは、ジョルダンの青春18きっぷ検索が便利ですよ。
「青春18きっぷ検索」とはなっていますが、秋の乗り放題パスの場合でも応用できます。
出発駅と到着駅を入力するだけで、秋の乗り放題パスだけで行けるルートが簡単に出てくるので便利です。
公式サイト乗換案内|ジョルダン
【モデルコース・旅行記】秋の乗り放題パスで乗車したい東日本の列車
海沿いの絶景路線 五能線・リゾートしらかみで行く秋田~青森の旅
五能線の人気観光列車「リゾートしらかみ」で秋田・青森を巡るコース。
全車指定席の快速列車、リゾートしらかみは840円の指定席券を買うだけで乗車可能。
秋田駅~青森駅間を乗り換えなし&絶景を楽しみながら移動可能です。
秋田駅~青森駅の移動時間は普通列車で3時間ちょっと。
リゾートしらかみに比べ2時間早いとはいえ、座席はロングシートと呼ばれるもの。
快適性だけで比較すれば圧倒的にリゾートしらかみがおすすめといえるでしょう。
加えてこの車窓。
沿線の大部分で日本海の絶景を楽しめるのが魅力。
追加料金が必要ですが、それでも乗車する価値は十分にあります。
あいづSATONO・SLばんえつ物語で会津・新潟へ


福島県の郡山駅から会津地方を経由し、新潟まで至るルート。
郡山駅10時台発の「あいづSATONO」に乗車すれば、4時間ほど会津若松での観光も楽しめます。
その上、会津若松駅からは人気観光列車の「SLばんえつ物語」にも乗車可能。


会津若松は東北を代表する観光地のひとつ。
歴史的な文化遺産や街並み、グルメどれも魅力あふれるものばかりです。
SATONO、SLばんえつ物語には普通車・グリーン車の2タイプの席があります。
秋の乗り放題パスで乗車できるのは普通車のみ。
グリーン車に乗車する場合は、新たに乗車券も買わなければいけません。
越乃Shu*Kura
越乃Shu*Kura(こしのシュクラ)は、新潟県内で活躍する観光列車。
酒の一大産地といわれる新潟の地酒をコンセプトにした列車で、2014年から運転開始しました。
- 越乃Shu*Kura
→えちごトキめき鉄道・信越本線・上越線・飯山線経由
→上越妙高駅~十日町駅で運行 - ゆざわShu*Kura
→えちごトキめき鉄道・信越本線・上越線経由
→上越妙高駅~越後湯沢駅で運行 - 柳都(りゅうと)Shu*Kura
→えちごトキめき鉄道・信越本線経由
→上越妙高駅~新潟駅で運行
以上の3パターンの運行をメインとし、週末を中心に1日1往復しています。


車内では新潟の地酒を堪能できることはもちろん、沿線風景も抜群。
ワイドな車窓から眺める里山や日本海は、思わず見入ってしまうほど…
まさに新潟の酒、食、景色を楽しむにはうってつけの観光列車と言えます。
とにかくひたすら乗り鉄がしたい!仙台~東京・名古屋・大阪の旅
- 仙台~東京約8時間
- 仙台~名古屋約13時間半
- 仙台~大阪約17時間
以上のように、秋の乗り放題パスを使った仙台~東京・名古屋・大阪の移動は理論上可能。
早朝に出れば仙台~大阪を1日で移動することもできます。
筆者の場合は青春18きっぷですが、仙台から東京・名古屋・大阪までよく鈍行で行ってました。
その際の旅行を記事にまとめているので、合わせて参考にしていただければと思います。
【初心者向け】秋の乗り放題パス 2026年版|モデルコースや買い方・使い方を紹介|まとめ
以上、今回は「【初心者向け】秋の乗り放題パス 2026年版|モデルコースや買い方・使い方を紹介」という内容でお届けしました。
秋限定で発売される、秋の乗り放題パス。
- この秋は鉄道旅行をしてみたい
- なるべく人混みを避けて鉄道旅を楽しみたい
以上のような人にはおすすめの切符と言えます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連情報「日本の旅、鉄道の旅」で秋におすすめの旅先を見る|JR東日本びゅうツーリズム&セールス














