- 秋の乗り放題パスがどんな切符なのか知りたい
- 秋の乗り放題パスの買い方や使い方が知りたい
- 秋の乗り放題パスだと、どんな旅ができるのか知りたい
そんなお悩みにお答えしていきます。
これまでに様々なフリー切符などを使って鉄道一人旅をしてきた筆者。
そんな筆者が今回おすすめしたい切符が、秋の乗り放題パスです。
秋の乗り放題パスは、毎年秋限定で発売されるフリーパス。
全国のJR線などが3日間乗り放題になるので、この秋の鉄道旅行にうってつけの切符ですよ。
そんなわけで当ブログ「東北旅びより」では、以下の内容を紹介していきます。
- 秋の乗り放題パスの2023年版の発売期間・利用期間
- 秋の乗り放題パスの購入方法・モデルコース・旅行記
- 秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券について
- 秋の乗り放題パスと青春18きっぷの違い
- 秋の乗り放題パスで乗車したい、東北のおすすめローカル線
ぜひ参考にしてみてくださいね。
秋の乗り放題パスとは?
秋の乗り放題パスとは、JRの普通列車や快速列車、BRTが3日間乗り放題になるフリー切符です。
- バス・ラピッド・トランジット(バス高速輸送システム)の略
- バス専用道などを走ることで、路線バスよりも速達性、定時性を確保できる


JRの路線であれば日本中どこへでも移動可能。
またJR線に加え、広島県で運行するJR西日本宮島フェリーに乗車できるのもポイント。
さらに指定席券などを別途購入すれば、人気観光列車「リゾートしらかみ」や「海里」などにも乗車できますよ。
【2022年版】秋の乗り放題パスの料金・発売期間・利用期間・買い方
料金
大人用 | 7,850円 |
---|---|
小児用 | 3,920円 |
1日あたり約2,600円分、または約1,300円分を使えば元が取れます。
発売期間と利用期間
発売期間 | 2023年9月16日(土)~10月20日(金) |
---|---|
利用期間 | 2023年10月7日(土)~22日(日)の連続する3日間 |
参考までに、2022年の発売期間・利用期間は以下の通り。
- 発売期間:2022年9月10日(土)~10月21日(金)
- 利用期間:2022年10月1日(土)~23日(日)の連続する3日間
2022年版は23日間(週末が4回)と長めに設定されていたのに対し、2023年版は通常通りの16日間(週末が3回)。
ご時世的にも旅行客が舞い戻りつつありますし、これで一区切りといったところでしょうか。
10月7日~9日は3連休ということもあり、この週が利用のピークとなりそうですね。
買い方・購入場所
- JR各社のみどりの窓口
- 各地の旅行センター、旅行会社
- びゅうプラザ
- JR各社の指定席券売機(一部は除く)
以上の場所で購入可能。
窓口などで購入する場合は「秋の乗り放題パスをください」と言えば大丈夫です。
ちなみに指定席券売機とは、切符売り場に並ぶ紫色の券売機のこと。
トップ画面の「おトクなきっぷ」をタッチすることで、秋の乗り放題パスを選択できます。
秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券とは?

料金 | 大人:2,490円 子ども:1,240円 |
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期間 | 発売期間:2023年9月16日(土)~10月22日(金) 利用期間:2023年10月7日(土)~22日(日) |
区間 | 北海道新幹線:奥津軽いまべつ駅~木古内駅 道南いさりび鉄道:木古内駅~五稜郭駅 |
本州と北海道を鉄道で相互移動するためには、北海道新幹線を使うしか方法がないんです。
しかし秋の乗り放題パスは普通列車、快速列車などでしか使用できないため、新幹線や特急は乗車できません。
そこで必要になってくるのが、秋の乗り放題パス北海道新幹線オプション券。
- 北海道新幹線:奥津軽いまべつ駅~木古内駅間
- 道南いさりび鉄道:木古内駅~五稜郭駅間
秋の乗り放題パスとオプション券をセットで使うことで、以上の区間に乗車できます。
注意点として、オプション券を利用して北海道まで行くには、以下のように乗り継ぐ必要があります。
青森駅~(津軽線)~津軽二股駅~(徒歩)~奥津軽いまべつ駅~(北海道新幹線)~木古内駅~(道南いさりび鉄道)~五稜郭駅
ご覧のように乗り継ぎが続きます。
しかも北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間、道南いさりび鉄道の列車の接続は正直、良くないです。かなり時間がかかります。
おまけに津軽線も本数に恵まれているわけではありません。
津軽線は先日の大雨の影響により、蟹田駅~三厩駅間で代行バス輸送を実施しています。
ダイヤが通常と異なる可能性があるので、最新情報はJR東日本の公式サイトでご確認ください。
鉄道にこだわる理由が特にない場合は、他の交通手段を考えてみるのもアリかもしれませんね。
ちなみに「青春18きっぷなどのフリー切符で青森~北海道を移動する方法」では、その他の交通手段も合わせて解説しています。
リーズナブルな価格で利用できますし、特に鉄道旅行者の中では裏ワザとしてよく知られている方法なんです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

青春18きっぷと秋の乗り放題パスの違いは?
乗り放題切符の代名詞とも言える、青春18きっぷ。
そんな人へ向けて、青春18きっぷと秋の乗り放題パスの違いを簡単に下の表にまとめました。
優勢となっている特徴は太字にしています。
料金 | 対象エリア (JR) | 対象エリア (第三セクター) | 有効期間 | 発売期間 | 利用期間 | 複数人での利用 | 自動改札機 | 北海道新幹線 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
青春18きっぷ | 12,050円 (小児用なし) | 全国のJR線 | 原則として利用不可 | 5日間 (飛び飛びの利用OK) | 2月20日〜3月31日 7月1日〜8月31日 12月1日〜12月31日 | 3月1日〜4月10日 7月20日〜9月10日 12月10日〜1月10日 | 奥津軽いまべつ~木古内 (大人・小児2,490円) | ||
秋の乗り放題パス | 大人 7,850円 小児 3,920円 | 全国のJR線 | 原則として利用不可 | 連続する3日間 | 9月16日~10月20日 | 10月7日~22日 | 奥津軽いまべつ~木古内 (大人2,490円・小児1,240円) |
第三セクター鉄道とは、国や自治体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が共同で運営する鉄道会社のことです。
例:道南いさりび鉄道、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道など
次の章では、それぞれの切符の特徴を踏まえて秋の乗り放題パスのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
ちなみに「初めての青春18きっぷ」では、青春18きっぷの基本的な内容をまとめているので、合わせて参考にしていただければと思います。

【メリット】秋の乗り放題パスのプラスポイント
混雑を避けて鉄道旅ができる
夏休みなどの旅行シーズン真っ只中でなければ、青春18きっぷシーズンのような混み合う時期でもない…
そのため人混みを避けて、ゆったりと鉄道旅を楽しむことができるのです。
青春18きっぷより安い
青春18きっぷは12,050円で発売されているのに対し、秋の乗り放題パスは7,850円。
日にちは短いものの、青春18きっぷよりも4,000円ほど安く購入できます。
JR西日本宮島フェリーに乗れる
鉄道路線だけでなく、広島県で運行するJR西日本宮島フェリーにも乗車可能。
日本三景で有名な、あの厳島神社の観光に便利です。
【デメリット】秋の乗り放題パスのマイナスポイント
利用期間が短い
- 青春18きっぷ:期間内の好きな5日間
- 秋の乗り放題パス:連続する3日間
青春18きっぷの場合は5日間利用できますが、秋の乗り放題パスは3日間と少し短めに設定されています。
連続した日程でなければならない
秋の乗り放題パスは連続した3日間で利用しなければなりません。
そのため青春18きっぷのように、飛び飛びの日程で利用することができないんです。
例えば連続した休みを取れない社会人の場合だと、少し不便を感じてしまうかもしれません。
複数人での利用不可
秋の乗り放題パスは、1枚の切符を複数人で利用することができません。
青春18きっぷだと複数人でも利用可能です。
- 日帰り旅行で1枚を5人で使用
→5回分使用 - 1泊2日の旅行で1枚を2人で使用
→往路2回分、復路2回分、計4回分使用
秋の乗り放題パスの注意点・よくある質問
秋の乗り放題パスで特急には乗車できるの?
- 奥羽本線:青森~新青森間
- 石勝線:新得~新夕張間
- 佐世保線:早岐~佐世保間
- 宮崎空港線:宮崎~宮崎空港間
以上の区間では、秋の乗り放題パスのみで普通車自由席を利用できます。
もしこの区間を超えて利用した場合は、通常通りの料金がかかるのでご注意を!
秋の乗り放題パスで第三セクター鉄道路線には乗れるの?
- 国や自治体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が共同で運営する鉄道会社のこと
- 例:道南いさりび鉄道、青い森鉄道、しなの鉄道、肥薩おれんじ鉄道など
秋の乗り放題パスはJRの普通列車や快速列車、BRT以外は原則として乗車できない切符です。
そのため特急や新幹線、第三セクター鉄道などは乗車できません。
ですが特例として乗車できる区間があります。
青い森鉄道(青森~野辺地~八戸間)
青い森鉄道では、青森・野辺地・八戸でJR線に乗り継ぎする場合に限り、秋の乗り放題パスのみでの乗車が可能。
ただし、青森・野辺地・八戸以外の駅で乗り降りした場合には料金が発生するので、ご注意を!
なお青い森鉄道・IGRいわて銀河鉄道については以下のページも参考にしてみてください。
青春18きっぷ旅行者向けの内容ですが、秋の乗り放題パスの場合でも基本的に同じルールです。
あいの風とやま鉄道(高岡~富山間)
あいの風とやま鉄道では高岡~富山間を移動するときだけ、秋の乗り放題パスだけで乗車できます。
高岡、富山以外の駅で乗り降りした場合は別途で料金が発生するのでご注意を!
また、あいの風ライナーをご利用になる場合は別途ライナー券が必要です。
IRいしかわ鉄道(金沢~津幡間)
IRいしかわ鉄道では、金沢~津幡間を移動する場合にのみ、秋の乗り放題パスだけで乗車できます。
金沢、津幡以外の区間で乗り降りしたときは料金が発生するのでご注意を!
トラブル時の払い戻しはあるの?
払い戻しはありません。
列車の遅れや運休時の場合も、払い戻しはないので注意が必要です。
秋の乗り放題パスは自動改札機で利用できる?
今回「秋の乗り放題パス」というJRの普通列車に乗れる切符を使っています。3日間お世話になります。
青春18きっぷと似てますが、異なる点のまとめ。
①連続した3日間有効
②1人のみ利用可(複数人は不可)
③こども用の設定あり
④自動改札口が利用可(新幹線乗換改札は不可)
⑤定期券サイズと小さい pic.twitter.com/nE7h0LxHUE— みやびん (@kronlcnt) October 5, 2020
秋の乗り放題パスは、2020年版から自動改札機で利用できるようになりました。
2019年版までは青春18きっぷと同様の規格だったため、駅員さんのいる窓口を利用する必要があったんです。
窓口での待ち時間が発生することがなくなったのは、地味にうれしいポイントですね。
時刻表が読めないから旅程を立てるのが難しい…
時刻表が読めなくても、大阪や東京などの都市部でしたら正直なんとかなります。
それに今ではネットで簡単に列車の時刻が検索できるので、時刻表アプリなども活用すると安心ですね。
ちなみに旅程を立てるときは、ジョルダンの青春18きっぷ検索が便利ですよ。
「青春18きっぷ検索」とはなっていますが、秋の乗り放題パスの場合でも応用できます。
出発駅と到着駅を入力するだけで、秋の乗り放題パスだけで行けるルートが簡単に出てくるので便利です。
公式サイト乗換案内|ジョルダン
【モデルコース・旅行記】秋の乗り放題パスで乗車したい列車を紹介
五能線・リゾートしらかみ(秋田~青森)
五能線は川部駅(青森県)~東能代駅(秋田県)の約147kmを結ぶ路線。
海沿いを走るローカル線で、日本海の絶景を車窓から見れるのが最大の魅力です。
また沿線の驫木駅は、その景色の良さから青春18きっぷのポスターに選出されたことも。
日の入りの景色が特に綺麗なことで有名です。
秋田駅~青森駅間では「リゾートしらかみ」という観光列車が五能線経由で走っています。
東北を代表する観光列車として全国的に有名です。

日本海に沈む夕日の車窓は圧巻…
秋の乗り放題パス利用者であれば、指定席券(530円)を購入すれば乗車可能。
東北で鉄道旅行するなら、一度は乗っておきたい列車です。


海里(新潟~酒田~秋田)
羽越本線は、新津駅(新潟県)から酒田駅(山形県)を経由し、秋田駅までの約271kmを結ぶ路線。
東北の日本海側で活躍する、主要路線のひとつとして数えられます。


羽越本線の魅力はなんといっても、その風光明媚な車窓。
新潟県側では、日本海の絶景や笹川流れ。
山形県・秋田県側では、庄内平野や鳥海山。
険しい山道や崖の中を進む姿は、○○本線という名前からは想像がつきません。
そんな羽越本線の酒田駅~新潟駅間では、海里という観光列車が運行中です。
秋の乗り放題パス利用者は指定席券(840円)を追加すれば乗車できることから、特に鉄道旅行シーズンは大人気の列車でもあります。
車窓はもちろん、車内の設備も充実しています。
新潟・山形の景色と食を楽しめるので、おすすめです。

秋の乗り放題パスで乗車したい東北のおすすめローカル線

- 東北で鉄道旅行がしてみたい
- 東北ではどんなローカル線が走っているのか知りたい
そんな人へ向けて「【東北版】鉄道の旅におすすめのローカル線まとめ」では、東北のおすすめローカル線をまとめています。
10代の頃に鉄道旅行に目覚め、これまでに各地で鉄道一人旅をしてきた筆者。
そんな筆者が以下の記事で紹介していく路線は、本当の意味でおすすめしたい路線ばかり。
ぜひお好みの鉄道路線を見つけてみてくださいね。

【参考】青春18きっぷを使った旅行記
秋の乗り放題パスは、言ってしまえば青春18きっぷのミニバージョンのような切符です。
どちらの切符も使い方はさほど変わらないので、ここでは青春18きっぷを使った旅行記を紹介していきます。
旅程を立てる際の参考になるかと思うので、合わせて参考にしていただければ幸いです。

【初心者向け】秋の乗り放題パス 2023年版|買い方・使い方を解説|まとめ
以上、今回は「【初心者向け】秋の乗り放題パス 2023年版|買い方・使い方を解説」という内容でお届けしました。
秋限定で発売される、秋の乗り放題パス。
- この秋は鉄道旅行をしてみたい
- 人混みを避けて鉄道旅を楽しみたい
以上のような人にはおすすめの切符と言えます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。




