大船渡線BRTで宮城県気仙沼市へ向かい、「かまトロステーキ」という激レア海鮮グルメを食べてきたので、今回はその模様をお届けしています。
気仙沼といえば海鮮の宝庫。
そんな街の激レア海鮮グルメ「かまトロステーキ」とは、一体どんな料理なのでしょうか?
大船渡線BRTの車窓から見える絶景も必見です。
旅の出発地「大船渡市」ってどこ?
太平洋に面しているためか、夏は涼しく、冬はほとんど雪が積もりません。
まさに年間を通して暮らしやすい街といえます。
中でも、碁石海岸という場所は特に素晴らしい景観で「日本の渚百選」や「21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選」にも選ばれているほど。
さて今回は、大船渡市から大船渡線BRTを利用して、宮城県気仙沼市まで向かいました。
大船渡市と気仙沼市は隣県ですが、実は車で1時間ほどの距離なのですぐ行けてしまうんです。
それでは早速、旅の模様をお届けしていきましょう。
【大船渡線BRT 旅行記】気仙沼の海鮮グルメ「かまトロステーキ」
大船渡駅から大船渡線BRTに乗車
ここから大船渡線BRTに乗車し、終点の気仙沼駅へ向かいます。
- バス・ラピッド・トランジット(バス高速輸送システム)の略
- バス専用道などを走ることで、路線バスよりも速達性、定時性を確保できる
- 現在、JRが運営するBRTは気仙沼線BRT、大船渡線BRTの2つ
以前はバスではなく鉄道が走っていましたが、東日本大震災の影響で現在はバスでの運行となっています。
震災による津波で大打撃を受けた大船渡線は赤字路線だったことから、JR側では鉄道での復旧を断念し…
その代わりとして、BRTというバスでの輸送体系に変更したのです。
元々は線路だった敷地を新たに道路として舗装し、そこをBRTが走る。
そういった仕組みになっています。
さっそく乗車して、気仙沼まで向かうとしましょう。
さすが大船渡線BRT…沿岸部を走っているだけあって見事なオーシャンビューですね。
震災の爪跡が残る細浦駅
実はこの駅、震災によってボロボロになった旧プラットホームの隣に建てられている駅なんです。
ちょっと視点を奥にやれば、車内からでもそのホームをしっかりと確認できます。
つい数年前までは、確かに鉄道が走っていたのだと…改めて感じさせられました。
かつてこの地で鉄道が走っていたこと。
細浦駅は、その事実を語り継いでいってくれることでしょう。
一風変わった気仙沼駅に到着
実はここ、気仙沼駅は他の駅とは少し違った特徴があります。
ちなみに3番線は少し離れた場所にあります。
直接BRTが駅内へ乗り入れしているため、線路と道路が同じ敷地内にあるという、少し変わった作りをしているのです。
まったく見慣れていないので、とても不思議な感覚になりますね…
気仙沼線BRTで南気仙沼駅へ
こちらの光景、見れば見るほど不思議な感覚になっていきますね…
気仙沼駅から南気仙沼駅までは約10分程で行くことができます。
南気仙沼駅…駅というよりはバス停でしたね。
バイパス沿いのバス停で降ろされました。
目的地までは、南気仙沼駅から徒歩10分ほどの距離です。
気仙沼の海鮮グルメ 「北かつ まぐろ屋のかまトロステーキ」
さてさて、南気仙沼駅から歩くこと約10分…目的地へ到着です。
なぜここへ来たかと言いますと…
- メカジキという魚からとれる部位
- 大トロの部位に近い腹の部分のこと
- 100キロのメカジキからわずか3キロしかとれないので、かなりレアと言われている
気仙沼はメカジキという魚の水揚げ量が日本一でして、その全国シェア率はなんと7割を占めているんです。
ちなみにこちらがメカジキです。
100キロのメカジキからわずか3キロしかとれないという超絶レアな、かまトロ…
気になって仕方がないので、さっそく食べてみましょう。
早速食べてみましたが、本当に絶品です…
身がとてもやわらかく、脂がたっぷりでとてもジューシー。
しかし脂とは言っても魚の脂なので、まったくしつこくなくて食べやすかったです。
とても美味しかったので、かなりおすすめですね。
お店のメニュー、営業時間などはこちら:北かつまぐろ屋 田中前店
【大船渡線BRT 旅行記】気仙沼の海鮮グルメ「かまトロステーキ」|まとめ
長年宮城に住んでいましたが、まさかこんな美味しいものがあったなんて…
まだまだ知らないことが沢山あると実感しました。
今度は気仙沼の海鮮丼を食べに行ってみようかと思っています。
- 店名:北かつ まぐろ屋 田中前店
- メニュー:かまトロステーキ定食(980円)
- 座席:テーブル席8席、掘りゴタツ席20席(5席×4卓)
- アクセス:気仙沼線BRT 南気仙沼駅から徒歩約10分
- 口コミ・評判:北かつまぐろ屋 田中前店|食べログ