JRバス東北が運行する高速バス「仙台~古川線」の乗車レポートをお届けします。
仙台市と大崎市古川を結ぶ高速バス、仙台~古川線。
ミヤコーバス仙台~古川線に比べ速達性に優れているのが特徴です。
在来線のように乗り換えの待ち時間なども一切なく、新幹線よりもリーズナブル。
それでいてリクライニングシート完備で快適。
Suica利用なら最安値で移動可能ですし、急ぎでなければ高速バスはかなりおすすめです。
当ブログ「東北旅びより」では、以下の内容を紹介していきます。
- 高速バス仙台~古川線のおすすめポイント
- 高速バス仙台~古川線の乗り方ガイド(料金・停留所・乗り場)
- 高速バス仙台~古川線の乗車記(仙台駅~古川駅)
ぜひ参考にしてみてくださいね。
乗ってわかった高速バス仙台~古川線のおすすめポイント
乗り換えなしで仙台~古川を移動可能
在来線を使って仙台~古川を移動する場合、快速湯けむり号など特別な列車を使わない限り、確実に途中の小牛田駅で乗り換えが発生します。
その点、高速バスは一度乗ってしまえばあとは終点まで座っていればOK。
おまけに新幹線よりもリーズナブル。
安さを重視するなら、これだけでも高速バスを使うメリットはあるかと感じます。
リクライニングシート・Wi-Fi完備


高速バス仙台~古川線はリクライニングシート、Wi-Fi完備。
座席は程よくクッション性もあり、終点までの1時間を快適に過ごせます。
料金・所要時間ともに在来線と大差ありませんが、東北本線の座席は一列に並んだロングシートになることも。
またラッシュ時は座れないことも多々あります。
その点、高速バスは乗ってしまえば着席保証。
鉄道のように立って移動することはまずありません。
コンセント(通路側)
コンセント(窓側)
筆者が乗車した便はコンセントも。
全車両に付いているかは不明ですが、いずれにしろありがたいですね。
Suica利用なら最安値の移動手段に
交通機関 | 片道料金 | 所要時間 | 乗り換え回数 | 最終便(平日) |
---|---|---|---|---|
新幹線 (やまびこ自由席) | 1,650円 | 約15分 | 0回 | 仙台発:22時台 古川発:22時台 |
在来線 (東北本線・陸羽東線) | 990円 | 約1時間15分 | 1回 | 仙台発:22時台 古川発:21時台 |
高速バス | 現金:1,120円 Suica:980円 | 約1時間15分 | 0回 | 仙台発:21時台 古川発:20時台 |
仙台~古川の主な移動手段を簡単にまとめると、以上の通り。
Suicaで乗車すれば、高速バスが最安値であることがわかります。
速達性や定時性を重視するなら、やはり新幹線一択。
- 特に急ぎでもない
- 乗り換えの手間を省きたい
- できる限り安く抑えたい
そんな時には高速バスがおすすめです。
【乗り方ガイド】高速バス仙台~古川線の料金・停留所・乗り場
料金(片道)
現金 | 大人:1,120円 子ども:560円 |
---|---|
ICカード(Suicaなど) | 大人:980円 子ども:560円 |
仙台~古川線は予約不要の高速バス。
インターネットや電話での予約は特にいらず、そのまま乗車してOK。
- 現金で乗車する場合 降車時に運転席横の運賃箱へ投入
- Suicaで乗車する場合 乗車時&降車時にICカードリーダーにタッチ
支払い方法は以上の通りです。
ルート・停留所
仙台発
停留所 | 備考 | |
---|---|---|
乗車のみ | 仙台駅 | 西口1番乗り場から発車 |
電力ビル前 | 7番乗り場から発車 | |
(東北自動車道)仙台宮城IC→古川IC | ||
降車のみ | 石名坂 | |
水道事業所前 | ||
上古川 | ||
古川警察署前 | ||
古川十日町 | ||
古川台町 | ||
古川駅 | ||
古川幸町 | 一部便のみ停車 |
古川発
停留所 | 備考 | |
---|---|---|
乗車のみ | 古川幸町 | 一部便のみ始発 |
古川駅 | 7番乗り場から発車 一部便は古川駅始発 | |
古川台町 | ||
古川十日町 | ||
古川警察署前 | ||
上古川 | ||
水道事業所前 | ||
石名坂 | ||
(東北自動車道)古川IC→仙台宮城IC | ||
降車のみ | 電力ビル前 | |
仙台駅 | ||
宮城球場前 | 一部便のみ停車 |
乗り場(仙台駅・古川駅)
仙台駅から乗車する場合、乗り場は西口バスプールの1番。
高速バス仙台~古川線専用のバス停になっています。
待合室などはありませんが、近くに自販機・ベンチはありました。
古川駅から乗車する場合、乗り場は駅前ロータリーの7番。
どうやらこちらも高速バス専用の停留所となっているよう。
バス停にはベンチがあるくらいなので、待ち時間が長くなりそうな時は駅内のカフェなどで過ごすのがいいかも。
【乗車記】JR高速バス仙台~古川|乗り換えなし&リーズナブルに移動するならこれ
仙台駅西口1番乗り場からバスに乗車
高速バス仙台~古川線に乗車すべく、やってきたのは仙台駅西口。
S-PALの方向へペデストリアンデッキを進むと1番乗り場があります。
高速バス仙台~古川線が発車するのはこのバス停。
こちらは仙台行きのバスの時刻表ですが、こんな感じ。
1時間に1本は確保されているようで、通勤・通学ラッシュ時は4本の運行。
逆に7時台の古川行きは1本なので、やはり古川から仙台へ向かう人が多いようですね。
発車の10分ほど前にバスが入線。
仙台~古川線は予約不要のバスなので、乗車したら好きな席に座ります。
高速バス仙台~古川線の車内
高速バス仙台~古川線の車内。
一般的な4列シートの座席で、トイレは付いていません。
座席上部には荷物棚があるので、バックパックなどはこちらに置くといいかも。
座席は特別広くもなく、かといって狭くもなく。
1時間ちょっとの乗車ですし不便は感じません。
各席にはドリンクホルダーとネットを完備。
コンセント(通路側)
コンセント(窓側)
窓側、通路側それぞれの席にコンセントも。
全車両に付いているかは不明ですが、いずれにしろこれは在来線にない強み。
東北自動車道経由で古川へ
定刻通りに仙台駅を出発。
ここから約1時間、お世話になります。
最初の停留所は電力ビル前。
高速バスは基本的にもう少し先に行った広瀬通一番町で停車することが多いので、新鮮な気分。
周辺はオフィスも多いですし、ビジネスマンからすればこっちの方が嬉しいのかも。
仙台の中心エリアを抜け、仙台西道路へ。
次の停留所はもう大崎市内となります。
平日の日中ということもあって、乗客は10人前後と少なめ。
これまで何度も乗車してますが、ほぼ満席状態の時間帯にしか乗ったことがなかったので、違うバスを利用しているかのような気持ちです。
仙台宮城インターチェンジより東北自動車道へ。
これより先、次のバス停である石名坂までノンストップ。
高速道路内での途中休憩はなく、さらには車内にもトイレは付いていないので注意。
富谷ジャンクションを通過。
ここから仙台北部道路を経由し、三陸自動車道へ接続しています。
バスは引き続き東北自動車道を直進。
車窓からは古川の町並みが見えてきました。
古川インターチェンジで下車。
これより先は終点まで一般道を走行します。
古川十日町に停車。
ここまで来ると周囲に店舗などが目立ち始め、いよいよ古川の中心エリアが近づいてきた実感が湧き始めます。
古川駅に到着
仙台駅から約1時間15分、バスは古川駅に到着。
駅前ロータリー5番乗り場には、ミヤコーバスの仙台~古川線も乗り入れています。
所要時間はJRバスよりもかかるものの、停車バス停が多いのが特徴。
さらには100円安く乗れるのでちょっとした節約にもなります。
ということで来ました、古川駅。
乗り換えの待ち時間なども一切なく、新幹線よりもリーズナブル。
それでいてリクライニングシート完備で快適。
Suica利用なら最安値で移動可能ですし、急ぎでなければ高速バスはかなりおすすめです。
【乗り方ガイド】JR高速バス仙台~古川|乗り換えなし&リーズナブルに移動するならこれ|まとめ
以上、今回は「【乗り方ガイド】JR高速バス仙台~古川|乗り換えなし&リーズナブルに移動するならこれ」という内容でお届けしました。
乗り換えの待ち時間なども一切なく、新幹線よりもリーズナブル。
それでいてリクライニングシート完備で快適。
Suica利用なら最安値で移動可能ですし、急ぎでなければ高速バスはかなりおすすめです。




