旅行記

【日帰り旅行記】仙台駅からダブル切符で行く秋の山形駅周辺観光

仙台駅に停車中の仙山線
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どうも、筆者のなか(@naka_travel)です!

仙台からダブル切符を利用して、山形で日帰り一人旅をしてきました。

JR東日本で発売している2枚セットのお得な切符、ダブルきっぷ

日帰り旅行や宿泊旅行だけでなく帰省にも使える、とても使い勝手が良い切符です。

山形駅の駅名標ダブルきっぷを使って今回訪れたのは、山形県山形市。

実は仙台市と山形市って隣同士なんですよね。

なか
なか
交通の便がいいし、ちょっとした日帰り旅行にも最適!

モダンな街並みに、カフェ、山形グルメなどなど…

山形駅周辺だけでも見どころ盛り沢山なので、とてもおすすめです。

ということで当ブログ「東北旅びより」では、以下の内容を紹介していきます。

  • ダブルきっぷとはどんな切符?
  • ダブルきっぷを使った、筆者の旅行記
  • ダブルきっぷ以外での、仙台~山形間のアクセス方法

今度の旅行のプランニングに、または読み物として、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ダブルきっぷとは?

仙台~福島間のダブルきっぷダブルきっぷとは、JR東日本が発売している2枚セットの切符。

  • 仙台~盛・気仙沼
  • 仙台~福島
  • 仙台~山形
  • あおば通~石巻
  • 福島~郡山
  • 郡山~会津若松から喜多方の各駅

など、南東北の区間が対象になっています。

普通に往復分の切符を買うよりも値段が抑えられるので、かなりお得です。

なか
なか
仙台~山形の場合なら、普通に切符を買うよりも800円くらいお得になるよ!

有効期間も1ヶ月間と長めに設定されているので、帰省や旅行など使い勝手が良さそうです。

ダブルきっぷの詳細はこちら
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【日帰り旅行記】仙台駅からダブル切符で行く秋の山形駅周辺観光

仙台駅から仙山線で山形駅へ

仙台駅旅の始まりは仙台駅。

ここから仙山線に乗車し、終点の山形駅を目指します。

仙台市と山形市って、実は隣同士なんですよね。

そのためか鉄道やバスなどの交通機関が豊富ですし、所要時間も片道およそ1時間半…

日帰り旅行にはうってつけの場所なんです。

なか
なか
お昼頃に出ても、十分楽しめるよ!

仙台駅に停車中の仙山線7番線ホームに停車中の仙山線。

仙台ではよく見かける、E721系という車両です。

なか
なか
山形までお世話になりま~す!

奥新川駅の駅名標仙台駅を出発してから約50分…

仙山線は途中の奥新川駅に到着しました。

次の面白山高原(おもしろやまこうげん)駅からは、山形県山形市に入ります。

なか
なか
奥新川駅は、宮城県最西端の駅なんだよ!

奥新川駅周辺の道路以前に奥新川駅にて途中下車したことがありますが、仙台市にいながら秘境感を味わえる不思議な場所でした。

山寺駅の駅名標仙台駅から約1時間、列車は山寺駅に到着。

山寺は山形市を代表する観光地です。

山寺山寺の正式名称は、宝珠山立石寺。

奥の細道で知られる、松尾芭蕉も訪れたとされています。

1,000段以上もの石段を上った先にある絶景は圧巻…

仙山線1本でアクセスできるので、鉄道旅行がてら立ち寄るのもおすすめです。

山寺のレポートはこちら

山形駅の駅名標仙台駅から約1時間半、終点の山形駅に到着しました。

今回は山形駅周辺でサクッと楽しめる、王道スポットを巡っていきたいと思います。

霞城公園を散策

霞城公園の門
開園時間5:00~22:00(4月1日~10月31日)
5:30~22:00(11月1日~3月31日)
休園日年中無休
料金無料
※ただし園内施設で料金が必要な場合あり
アクセス山形駅から徒歩7分

まず訪れたのは、霞城(かじょう)公園。

山形城跡を整備した公園です。

霞城公園の本丸の入口残念ながらお城の面影は少ししか残っていませんが、当時の様子を思い浮かべながら散策するのもすごく面白いです。

霞城公園内の本丸の公開期間本丸内の公開期間は、4月中旬から10月下旬まで。

見学したかったところですが、僕が来た時にはすでに公開終了していました…ショック…

またの機会に来てみようと思います。

霞城公園内の最上義光の像山形藩の初代藩主、最上義光(もがみよしあき)の像がありました。

なか
なか
最上義光(もがみよしあき)は、仙台藩の初代藩主である伊達政宗の伯父にあたるんだって!

現在の城郭は、最上義光(もがみよしあき)が築いたものが原型とされているのだそう。

霞城公園内の正面から見た最上義光の像正面から見た最上義光(もがみよしあき)像。

なか
なか
おおお!かっこいい!!

霞城公園内のイチョウの木霞城(かじょう)公園内には、大きなイチョウの木もありました。

写真映えするスポットでもあるためか、周囲にはカメラを持つ人が多かった印象です。

霞城公園内のイチョウの落ち葉
なか
なか
フォトジェニック!!いい感じ!!

秋の時期の風景もいいですが、特におすすめなのは春。

霞城(かじょう)公園は桜の名所としても知られており、シーズン中はライトアップも行われます。

光に照らされてお堀に映し出される桜は、本当に幻想的…

思わず見入ってしまいます。

霞城公園の入口霞城(かじょう)公園の東大手門の方へやってきました。

実はこの辺りに、有名な列車の撮影スポットがあるんです。

霞城公園近くの撮り鉄スポットそれがここ。

見晴らしがよく、列車を撮影するのにうってつけです。

霞城公園付近を通過する奥羽本線(山形線)
なか
なか
おお!電車来た~!

春限定で、奥羽本線は霞城(かじょう)公園付近で速度を落として運転します。

鉄道旅がてら、奥羽本線に乗車して桜を楽しむのもいいですね。

山形市郷土館(旧済生館本館)を散策

旧済生館本館
開園時間9:00~16:30
休園日年末年始(12月29日~1月3日)
料金無料
アクセス山形駅から徒歩7分(霞城公園内)

続いて訪れたのは、山形市郷土館。

霞城(かじょう)公園内にある郷土資料館です。

なか
なか
レトロで西洋っぽい雰囲気がすごくオシャレ!

山形市郷土館…またの名を、旧済生館。

済生館は、山形県立病院として1878年に建設された建物です。

1950年代には老朽化のため解体が決まっていたものの、歴史的に貴重な建物であることから、現在の場所に復元保存されることになりました。

館内は1階、2階が一般公開されています。

山形市郷土館の開館時間と定休日山形市郷土館の開館時間、休館日、入館料はこんな感じ。

なか
なか
当時の歴史を振り返りながら見学できて、すごく面白いよ!

文翔館を散策

文翔館
開園時間9:00~16:30
休園日第1・3月曜日(ただし、祝祭日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
料金無料
アクセス山形駅から徒歩25分
山形駅からベニちゃんバスで約10分(市役所南口下車 徒歩5分)

山形市郷土館の次に訪れたのが、文翔館。

山形市郷土館からだと徒歩で25分ほどです。

なか
なか
めっちゃくちゃフォトジェニック!おしゃれ~!

文翔館は、旧山形県庁舎、県会議事堂として1916年に建てられたもの。

山形市郷土館と同じく、文翔館も国の重要文化財に指定されています。

なか
なか
映画るろうに剣心や、賭ケグルイのロケ地としても使われたことがあるんだよ!

大正時代をイメージさせるフォトジェニックな外観から、カメラ片手に訪れる方も多くいます。

なか
なか
館内には貴重な資料が盛り沢山!見学するとさらに楽しいよ!

水の町屋 七日町御殿堰でほっと一息

七日町御殿柩
営業時間店舗による
定休日店舗による
料金店舗による
アクセス山形駅から徒歩23分
山形駅からベニちゃんバスで約8分(七日町下車 徒歩2分)

文翔館の次に訪れたのは、七日町御殿堰という商業施設。

飲食店や雑貨屋が立ち並んでおり、ちょっと一息つきたい時におすすめです。

なか
なか
外観もすごくおしゃれ!

そば処三津屋 エスパル山形店で夕食

三津屋エスパル山形店の入口
営業時間11:00~22:00
※ラストオーダー 21:00
定休日なし
アクセス山形駅から徒歩1分

夕食に訪れたのは、そば処三津屋エスパル山形店。

三津屋は山形・仙台にて計4店舗(2022年7月現在)展開する老舗蕎麦屋。

山形を代表する蕎麦屋のひとつとして有名で、その歴史は大正時代にまでさかのぼります。

山形産細竹天ざる今回いただいたのは、山形産細竹天ざるのセット。

なか
なか
サックサク天ぷらにツルツルのそば!うまし!!

筆者が訪問したエスパル山形店は駅ビル内にあり、アクセス抜群。

「時間に余裕はないが山形そばを食べたい…!」というときにおすすめです。

三津屋エスパル山形店のレポートはこちら
【三津屋 エスパル山形店】創業約90年の老舗そば屋!山形駅直結でアクセス抜群
【三津屋 エスパル山形店】創業約90年の老舗そば屋!山形駅直結でアクセス抜群山形県山形市「三津屋 エスパル山形店」を訪問。三津屋は山形を代表する老舗蕎麦屋です。特にエスパル山形店は駅ビル内でアクセス抜群。当ブログ「東北旅びより」では数量限定メニュー「山形産細竹天ざる」のレビューをお届けします。...

山形駅から仙山線で仙台駅へ

山形駅に停車中の仙山線山形駅に戻ってきました。

山形駅からは、仙山線の終電に乗り仙台駅へ戻ります。

日帰り旅行ではあったものの、山形駅周辺のグルメや観光スポットなどを十分に楽しめました。

ダブルきっぷ以外での仙台から山形へのアクセス方法

鉄道(仙山線)

料金【片道料金】1,170円
【往復料金】2,340円
【ダブルきっぷの料金】1,560円

仙台駅~山形駅間の通常料金は1,170円なので、往復料金だと2,340円。

ダブルきっぷの方が780円お得になるのでお得です。

高速バス

料金【片道料金】950円
【往復料金】1,700円

仙台駅~山形駅間では高速バスも運行しています。

時間帯によっては10分に1本走ってるので、利便性がかなり高いです。

仙山線はダブルきっぷを使えば高速バスよりも安いものの、本数は1時間に1本…

安さを取るなら仙山線ですが、利便性を考えるなら高速バスがおすすめです。

高速バスの乗車レポートはこちら
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【日帰り旅行記】仙台駅からダブル切符で行く秋の山形駅周辺観光|まとめ

以上、今回は「【日帰り旅行記】仙台駅からダブル切符で行く秋の山形駅周辺観光」という内容でお届けしました。

ダブルきっぷは1泊2日の旅行だけでなく、日帰り旅行にも便利な切符です。

有効期間は1ヵ月とかなり長めですし、帰省にも使えそうですね。

ダブルきっぷを使った旅行記
福島駅の入口
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当ブログの筆者。鉄道一人旅が趣味。北海道&東日本パスを使った東北一周旅行をきっかけに、東北のローカル線にドハマりしました。ブログでは東北の絶景ローカル線の他、沿線のグルメ情報や、実際に利用したお得な切符情報などもお届けしています。詳しいプロフィールはこちらから。
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