今回は青森県八戸市の魅力や特徴を紹介していきます。
青森県といえば、雪国。
そしてリンゴの産地。
そんなイメージをお持ちの方が多いのでは?
ということで当ブログ「東北旅びより」では
- 八戸市の特徴や魅力
- 八戸市を走る鉄道の魅力
などを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
八戸市ってどこ?
八戸市は、青森県の東部に位置する都市。
青森市、弘前市、そして八戸市…
これらの都市を合わせて、青森三大都市というように言われています。
また、かつてこの地は八戸藩が置かれていた街。
それを彷彿させるようなグルメや文化財があったり、所々で城下町のような名残を感じられたりします。
八戸には東北新幹線が停車するので、観光の際には便利です。
八戸市の魅力や特徴とは?
雪がそこまで積もらない
青森といえば、雪…
そんなイメージを持っている人もいるのでは?
実はここ八戸市、県内の他の地域に比べると雪がそこまで降らないんです。
しかも夏は涼しいので、1年を通して暮らしやすい気候に恵まれています。
年間を通して、比較的暮らしやすい場所ですね。
国の名勝「種差海岸」
初めての長旅で一番初めに立ち寄った場所が、実はこの種差海岸!台風で天候に恵まれなかったけど、本当にいいとこでした…波と風とうみねこの鳴き声だけが響き渡るあの空間はもう天国としか思えなかったです😇 https://t.co/aLUgUfab4H pic.twitter.com/jbNTGCzxMg
— なか@東北旅びより (@naka_travel) February 9, 2020
八戸市には種差海岸という最高のオーシャンビュースポットがありまして、なんと国の名勝にも指定されているんです。
その壮大で開放的な空間は、人々を魅了させます。
上の写真を撮影した日は曇りだったのですが…
これが晴れでしたら、もっとすごいんでしょうね…
ちなみに種差海岸駅の駅名標はこんな感じ。
徒歩10分ほどで海岸まで行けるので、アクセスも抜群です。
なんと、海岸ではウミネコを見れちゃいます。
近隣には蕪島という観光スポットがありまして、ウミネコの繁殖地として有名なんです。
とても癒されるのでおすすめですよ。
オリジナリティ溢れるご当地グルメ

せんべい汁に、いちご煮などなど。
八戸ならではのグルメが数多く揃っています。
なお補足ですが「いちご煮」とは果物のいちごを煮たものではありません。
いちご煮(いちごに)とは青森県八戸市とその周辺の三陸海岸の伝統的な料理で、ウニ(キタムラサキウニ、エゾバフンウニなど)とアワビ(ツブ貝等で代用されることもある)の吸物である。古くから上客への出し物として使われてきた。赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように見えることからこの名が付いた。
引用:Wikipedia
ちなみにいちご煮は、農山漁村の郷土料理百選にも選ばれています。
またみろく横丁といった昔懐かしい屋台など…
八戸グルメを思う存分に楽しめるスポットが多数ありますよ。
八戸市を走る鉄道の特徴や魅力
青森県八戸市のターミナル駅、八戸駅。
ここには主に3つの路線が乗り入れています。
東北新幹線
東北新幹線は東京駅~新青森駅間の約713kmを結ぶ新幹線。
JR東日本が管轄する新幹線の中では、最も営業距離が長い路線です。
2016年3月に北海道新幹線が開業したことにより、一部の車両はJR北海道内まで乗り入れています。
そんな東北新幹線には
- はやぶさ
- はやて
- やまびこ
- なすの
の4つの種類の列車があるんです。
さらに連結して運転される
- 山形新幹線つばさ
- 秋田新幹線こまち
を合わせると、実質6種類の運行形態があることになりますね。
ですが八戸駅まで乗り入れているのは、はやぶさのみ。
新幹線で八戸まで行く場合はご注意を!

八戸線
八戸線は青森県の八戸駅と、岩手県の久慈駅を結ぶ路線。
太平洋に沿って走る路線なので、車窓からは海が見えます。
沿線には蕪島や種差海岸といった観光名所もあるので、鉄道旅にはうってつけの路線です。

青い森鉄道
青い森鉄道は、目時駅~青森駅を結ぶ第三セクター鉄道路線。
- 国や自治体(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が共同で運営する鉄道のこと
- 旧国鉄・JRから転換された第三セクター鉄道もいくつかある
- 例:三陸鉄道リアス線・IGRいわて銀河鉄道・しなの鉄道など
かつては東北本線として運行していたこの路線。
2010年に東北新幹線の八戸駅~新青森駅間が開業したことにより、JRから第三セクター鉄道に転換となりました。
これによって、青春18きっぷ利用者はかなり注意しなければいけない区間になってしまったんです…

八戸市へのアクセス【新幹線・普通列車・飛行機】
東京駅から新幹線でのアクセス
- 料金:16,290円~
- 所要時間:約2時間50分
関東にお住まいでしたら新幹線でのアクセスが便利です。
東京駅からですと、八戸駅までは東北新幹線で約2時間50分で着きます。
ちなみに八戸市の市街地は八戸駅周辺ではなく、こちらの本八戸駅周辺なので気をつけてください。
八戸駅から八戸線で約10分です。
東京駅から普通列車でのアクセス
- 料金:約1,620円~
- 所要時間:約7時間
青春18きっぷや北海道&東日本パスのシーズンの場合、普通列車を利用して八戸へ行くのもいいですね。
青春18きっぷを使えば、実質1日2,410円。
北海道&東日本パスを使えば、実質1日約1,620円で移動できます。
なお、それぞれの切符の詳しい買い方や使い方は「青春18きっぷについて」「北海道&東日本パスについて」にて解説しています。


主要地域から飛行機でのアクセス
- 料金:約8,000円~
- 所要時間:約1時間15分
本数はそこまで多くないですが、飛行機でもアクセスは可能です。
八戸市の最寄りの空港は、車で40~50分ほどの場所にある三沢空港。
羽田空港、伊丹空港、丘珠空港への国内便が発着しています。
- 羽田空港(東京)⇔三沢空港(八戸):約1時間25分
- 丘珠空港(札幌)⇔三沢空港(八戸):約1時間
- 伊丹空港(大阪)⇔三沢空港(八戸):約1時間35分
三沢空港と八戸市は連絡バスで結ばれているので、そこまで困ることはありません。
また三沢空港周辺にはレンタカーの営業所もあるため、より青森県内の観光を楽しむことができます。
札幌や大阪付近から行く人にとっては、飛行機でのアクセスが便利ですね。
八戸市の魅力や特徴とは?種差海岸の絶景と新鮮な海の幸|まとめ
以上、今回は「八戸市の魅力や特徴とは?種差海岸の絶景と新鮮な海の幸」という内容でお届けしました。
食、気候、文化などなど…多彩な魅力をもった都市、八戸市。
観光にうってつけの場所なので、機会があればぜひ一度いらしてみてくださいね。

