大回り乗車の旅

仙台近郊区間で大回り乗車|仙台から陸羽東線、奥羽本線、仙山線で北仙台へ

夕方の鳴子温泉駅
なか
なか
東北アンバサダーのなか(@lbxxx3535)です!
鉄道一人旅をしながら、東北の魅力を発信してます!

大回り乗車という乗車方法を利用して宮城、山形で鉄道旅をしてきたので、今回はその模様をお届けしていきます。

あなたは大回り乗車をご存知ですか?

この方法を利用すれば、100円~200円ほどの運賃で鉄道旅を楽しむことができますよ。

大回り乗車という言葉を初めて聞いた人も中にはいると思うので、旅の模様をお届けする前に大回り乗車について解説していきましょう。

すでに大回り乗車を知っている人は、もくじの欄から「4.仙台近郊区間で大回り乗車|仙台駅から陸羽東線、奥羽本線、仙山線で北仙台駅へ」へ移動することをおすすめします。

1.大回り乗車とは?

大回り乗車とは、ある特定の運賃の計算方法を利用して目的地まで遠回りして行く方法のことを言います。

しかしこれだけ聞いてもイメージが湧かないと思うので、山手線を例として説明していきますね。

https://www.jreast.co.jp/ekitabi/chisanatabi/2017yamanote/img/yamanote_map.png引用:JR東日本

山手線が円を描いた路線図をひたすら回り続ける路線だということは、多くの人が知っていることかと思います。例えば、東京駅から品川駅へ向かうとしましょう。

山手線すると一般的なルートはこのように、外回りで行くことになるかと思います。料金は170円です。

山手線しかし実は、このように内回りで東京から品川まで行っても、料金は同じく170円なんです。

東京から品川へ向かうにしても、山手線で遠回りをしたり、中央線経由で行ったりなど…

大都市のように路線がいくつも走っている区間では、出発地から目的地までのルートが何通りも出てきますよね。

本来であれば、乗車した区間分の運賃を支払うものですが…

切符にはどのルートを通っていくかという情報が書き込まれているわけではありませんし、かといって車掌さんが毎回検札するというのも現実的ではありませんよね。

このことからJRは、以上のような特例を設けることにしました。

特例の内容
  • 東京や大阪のような大都市には、路線がたくさんあってルートが何通りも出てきてしまうな…
  • それならこういう大都市では、途中のルートではなくて乗車駅と降車駅を見て運賃を決めよう
  • その途中のルートは自由にして、どんなルートでも最安値の運賃で乗れるようにしよう

といったことが、特例では書かれています。そしてこれを応用した乗車方法が、大回り乗車です。

この特例を利用して、遠回りをしながら目的地まで向かうということですね。

しかしもちろん、この大回り乗車は全国どこでも利用できる方法ではありません。

次の章では、その大回り乗車の詳しいルールを紹介します。

2.大回り乗車のルール

①大都市近郊区間内であること

  • 東京近郊区間
  • 大阪近郊区間
  • 福岡近郊区間
  • 新潟近郊区間
  • 仙台近郊区間

大回り乗車をするには、JRが設定している5つの大都市近郊区間の範囲内ということが条件になってきます。

この5つの大都市近郊区間内であれば、どんなルートでも最安値の運賃で乗車駅から降車駅まで行くことができます。

大都市近郊区間内の詳しい路線図は、以下のJRのホームページに記載されているので、合わせてご覧ください。

②ルートが一筆書きであること

ルートが一筆書き…
つまり、移動する経路が重複してはならないということです。

一度通った駅や経路は通れませんので、ご注意を!

③1日以内に、目的地にたどり着くこと

その日に購入した切符は、その日にしか利用することができません。

そのため、その日の運転が終了するまでに必ず目的地にたどり着くことが必要です。

④途中下車はできない

途中下車はできません。

もし途中下車をした場合は、乗車駅から途中下車する駅までの運賃が通常通りかかってしまいます。

3.仙台近郊区間で大回り乗車をする場合

引用:JR東日本

これが仙台近郊区間の路線図です。
この範囲内であれば、最安値の運賃で目的地まで行くことができます。

この区間で大回り乗車をする場合に考えられる例を、いくつかあげてみましょう。
なお、仙台駅を出発地とした場合で考えています。

  • 山形ルート(東北本線→陸羽東線→奥羽本線→仙山線)
  • 石巻ルート(東北本線→石巻線→仙石線)
  • 福島、山形ルート(東北本線→奥羽本線→仙山線)

ただし仙石東北ラインを利用する場合は、注意が必要です。

東北本線と仙石線のルートを使用することになるので、場合によってはルートが重複する可能性があります。

さて、これらを踏まえて大回り乗車をしていきたいと思いますが…

今回は、東北本線、陸羽東線、奥羽本線、仙山線を利用して、仙台から山形県の方へ向かってみました。

さっそくその模様をお届けしていきましょう。

なお、これまでに行ってきた大回り乗車についての記事も下にまとめているので、こちらも合わせておすすめしておきます。

4.仙台近郊区間で大回り乗車|仙台駅から陸羽東線、奥羽本線、仙山線で北仙台駅へ

①仙台駅から東北本線で小牛田駅へ

仙台駅からのスタートです。この時はまだお昼頃でしたね。

まずは東北本線で終点の小牛田駅へ向かい、そこで陸羽東線に乗り換えます。

ちなみに「小牛田」と書いて「こごた」と読みます。

宮城県の中では、読み方が難しい駅名のひとつですね…

切符は仙台駅から北仙台駅までのものを買っているので、料金は190円です。

②小牛田駅から陸羽東線で新庄駅へ

小牛田駅から1時間ほどかけて、まずは終点の鳴子温泉駅まで行きます。
鳴子温泉駅からは、新庄行きの列車に乗り換えです。

鳴子温泉…やはり温泉街として人気なスポットなだけありますね。
車内は家族連れや夫婦で賑わっていました。

ぼ~っと車窓を眺めているうちに、あっという間に鳴子温泉駅に到着です。

乗客が温泉へ向かう中、ただ一人電車を乗り換えます。
鳴子温泉の泉質は、なんと国内トップクラス。

ぜひ立ち寄っていただきたい場所です。

左が小牛田行きで、右が新庄行きです。右の新庄行きに乗り換えます。

陸羽東線の沿線は、本当にいい景色です。
紅葉の時期になると大勢の人で賑わいますが、そうなるのも分かります。

とても魅了されてしまいますね…

さてさて、撮影をしているうちに出発の時間がやってきました。
さっそく新庄駅へ向かうことにしましょう。

田園地帯や森の中を走り抜けていきます。この頃にはもう夕方になっていました。

陸羽東線はエンジン音がまたいいですね…
軽快なディーゼル車の音が、旅をよりいいものにしてくれます。

出発から約1時間、新庄駅に到着です。

③奥羽本線、仙山線で北仙台駅へ

新庄駅からは奥羽本線に乗り換え、羽前千歳駅を目指します。

奥羽本線内は学生がたくさんいました。
ちょうど学校終わりの時間帯でしたからね…

羽前千歳駅からは、仙山線で北仙台駅を目指します。
羽前千歳駅に着く頃には、すっかり夜になっていました。

夜道を走り抜けること、数十分…
今回のゴールである北仙台駅に到着です。

5.【まとめ】仙台近郊区間で大回り乗車|仙台駅から陸羽東線、奥羽本線、仙山線で北仙台駅へ

以上、今回は大回り乗車の旅の模様をお届けしました。

観光をしたり、ご当地グルメを食べたりしたわけではありませんが…
いつもとは違う景色を見るだけでも十分楽しかったです。

「日常を忘れて、普段とは違う景色を見たい」
「ちょっとした旅に出たい」
「とにかく疲れたのでボーッとしたい」

そんな方にはうってつけの旅と言えます。

車窓にうつる山や海を眺めながら物思いにふけるのも、意外にいいものですよ。
これを機にぜひ、大回り乗車で鉄道旅をされてみては?

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それではまた!

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