週末パスを利用して、1泊2日の宮城・福島・山形旅行を楽しんできました。




今回の旅行は、とにかく乗り鉄。
2020年3月のダイヤ改正で復活・誕生した列車を中心に乗車してきました。
週末パスを使った旅行の参考として、または読み物として…
週末パスとはどんな切符?
週末パスは、指定エリア内の鉄道が2日間乗り放題になる土日祝日限定のフリー切符です。
この切符の魅力は何と言っても、乗車できる路線の多さ。
JRの路線に加え
山形鉄道、福島交通、阿武隈急行、会津鉄道(西若松~会津田島)、北越急行、上田電鉄、しなの鉄道、長野電鉄、松本電鉄、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道、富士急行、伊豆急行
といったJR以外の路線にも乗車できます。
乗り放題切符として代表的な青春18きっぷや北海道&東日本パスでは、これらのほとんどの路線が使えません。
JR以外の路線がここまで使える切符は週末パスくらいなので、かなりの強みですね。

【南東北 一人旅】仙台発!週末パスで行く1泊2日の乗り鉄ブログ
まず旅程だけ簡単にまとめると、以下の通り。
※スマホは横にスクロール可
日付 | 移動手段 | 乗車駅 | 出発時刻 | 下車駅 | 下車時刻 |
---|---|---|---|---|---|
1日目 | 特急ひたち | 仙台駅 | 10:13 | 品川駅 | 15:03 (12分遅れ) |
東海道本線 東北本線 | 品川駅 | 15:10 | 郡山駅 | 19:23 | |
快速あいづ | 郡山駅 | 19:48 | 会津若松駅 | 20:56 | |
宿泊地:ホテルアルファーワン会津若松 | |||||
2日目 | 磐越西線 | 会津若松駅 | 6:36 | 郡山駅 | 7:50 |
東北新幹線 | 郡山駅 | 7:57 | 仙台駅 | 8:43 | |
リゾートみのり | 仙台駅 | 9:13 | 鳴子温泉駅 | 11:00 | |
鳴子温泉駅周辺を散策・餅処 深瀬を訪問 | |||||
リゾートみのり | 鳴子温泉駅 | 11:23 | 新庄駅 | 12:26 | |
昼食:新旬屋本店 | |||||
とれいゆつばさ | 新庄駅 | 15:00 | 福島駅 | 17:41 | |
東北本線 | 福島駅 | 18:35 | 仙台駅 | 19:56 |
仙台駅から特急ひたちに乗車
ということで、今回の旅のスタートは仙台駅。
仙台駅から特急ひたち14号に乗車して、終点の品川駅まで向かいます。
実はこの日、東日本大震災で不通が続いていた常磐線が9年ぶりに全線開通したんです。
全線開通に合わせて、特急ひたちの仙台~都内間の直通運転も復活しました。
まさか仙台駅の在来線ホームで、品川行きの表示を見れる日が来るとは…!
品川駅までの4時間の旅、思う存分に楽しもうと思います。


終点の品川駅に到着しました。

さて、ここからは急いで郡山駅へ行こうと思います…
どうしても乗りたい列車があるので、ハードですが頑張っていきます。
郡山駅から快速あいづに乗車
ということで、はるばる郡山駅までやってきました。
このとき時刻は19時半…
ほんの4時間前までは東京にいたなんて…信じられません…
これより乗車するのは、快速あいづ5号の会津若松行き。
終点の会津若松駅まで向かいます。
1両のうちの半室が指定席になっているのが、快速あいづの大きな特徴です。
茶色を基調とした、落ち着きと温かみが感じられるデザインですね。
ちなみに座席はリゾートしらかみの橅編成・青池編成や、海里に使われているものをベースにしているとのこと。
観光列車と同じ座席なので、フカフカで快適です。
ホームにはすでに快速あいづが入線してました。
指定席エリア部分の側面には、ピンクの帯にでかでかと「指定席」と書かれたラッピングが…
会津若松の観光名所「鶴ヶ城」の桜をイメージしたデザインとなっているようです。
ということで、快適な快速列車に乗って会津若松駅まで行きましょう。

郡山駅から約1時間、終点の会津若松駅に到着。
本日の旅はここで終了です。
「ホテルアルファーワン会津若松」に宿泊し、明日は朝イチで仙台に向かいます。
郡山駅から磐越西線・東北新幹線で仙台駅へ
朝の会津若松駅から失礼します。
ここからまずは磐越西線に乗って、郡山駅を目指します。
郡山駅からは東北新幹線に乗り換えます。
いつもなら仙台駅~郡山駅間は在来線を使うんですが、今回はどうしても新幹線を使わないといけません…!
ということで、仙台駅に到着。
在来線だと2時間半はかかるところ、新幹線だと40分。
とても速いです。
仙台駅からリゾートみのりに乗車
仙台駅に着いた筆者。
これからリゾートみのりに乗車していきます。
リゾートみのりは、仙台駅~新庄駅間を東北本線、陸羽東線経由で結ぶ観光列車。
仙台駅~小牛田駅間は東北本線、小牛田駅~新庄駅間は陸羽東線を走ります。
陸羽東線には「奥の細道湯けむりライン」という愛称がつけられており、沿線には温泉街がたくさん。
- 川渡温泉駅
- 鳴子温泉駅
- 中山平温泉駅
- 赤倉温泉駅
- 瀬見温泉駅
このように、沿線には「温泉」の文字がつく駅名が5つもあるんです。
特に鳴子温泉は宮城県を代表する温泉街として、全国的に有名ですね。
陸羽東線の車窓から。鳴子峡の紅葉、少しずつ色づき始めてるね🍁 pic.twitter.com/GYopvVjihm
— なか@東北旅びより (@naka_travel) October 22, 2020
また沿線には鳴子峡という紅葉の名所もあることから、特に秋はかなり賑わいます。
沿線の観光に、そして温泉街へのアクセスに…
リゾートみのりはピッタリの観光列車ですよ。
リゾートみのりのロゴマーク。
上品な印象のある色合いですね。
それではさっそく乗車していきましょう。

鳴子温泉駅で散策
仙台駅出発から約2時間、鳴子温泉駅に到着しました。
ここでは20分ほどの停車時間があるので、駅周辺を散策してみようかと思います。
さすが温泉街…
なんと駅前には足湯が。
駅前だけでなく、街の至る所に足湯などの施設がありました。
足湯に入りたい気持ちは山々なんですが、今回どうしても立ち寄りたかったお店がありまして…
足湯は諦めて、こちらの「餅処 深瀬」というお餅屋さんにお邪魔することに。
[jin-iconbox5]深瀬の栗だんご(2個入) 380円[/jin-iconbox5]
購入したのは鳴子名物の栗だんご。
今回お邪魔した「餅処 深瀬」は、元祖栗だんごのお店として有名なんです。
栗だんご自体は初めてではないんですが、元祖を食べたことはまだなかったので…
せっかく鳴子温泉に立ち寄ったことですし、買ってみることにしました。

そして仙台駅から約3時間、終点の新庄駅に到着。
車内はとても快適でしたし、沿線のグルメも満喫できましたし…
充実した旅になりました。
新旬屋本店で昼食
新庄駅に着いた筆者。
次の列車まではまだ時間があるので、こちらの新旬屋本店にお邪魔することに。
仙台発のリゾートみのりが新庄に到着するのはお昼時ですし、駅から徒歩4分という好立地なのでおすすめです。
魅力的なメニューが数多く取り揃っていますが、中でもイチオシなのは金の鳥中華。
不動のナンバーワンとして、お客さんから愛され続けているメニューなのだそう。
新旬屋本店はネットの口コミでも好評のお店で、実はずっと前から気になってたんですが…
今回、やっと新庄に立ち寄る機会に恵まれたので行くことにしました。

新庄駅からとれいゆつばさに乗車
新旬屋本店で昼食を済ませ、新庄駅へ戻ってきた筆者。
新庄駅からはとれいゆつばさに乗車します。
とれいゆつばさは、奥羽本線・山形新幹線の新庄駅~福島駅間で走る観光列車。
土日祝日を中心に1往復しています。
とれいゆつばさの最大の特徴は何と言っても、この足湯。
車窓を楽しみながら温泉街にいるような気分になれるので、とても面白い観光列車です。
では、さっそく乗車して終点の福島駅に行きましょう。

終点の福島駅に到着
新庄駅から約2時間半。
終点の福島駅に到着しました。
これにて今回の旅は終了。
あとは東北本線に乗り、仙台へ帰ります。
【南東北 一人旅】仙台発!週末パスで行く1泊2日の乗り鉄ブログ|まとめ
以上、今回は「【南東北 一人旅】仙台発!週末パスで行く1泊2日の乗り鉄ブログ」という内容でお届けしました。
旅の内容をもう一度簡単にまとめると、以下の通り。
※スマホは横にスクロール可
日付 | 移動手段 | 乗車駅 | 出発時刻 | 下車駅 | 下車時刻 |
---|---|---|---|---|---|
1日目 | 特急ひたち | 仙台駅 | 10:13 | 品川駅 | 15:03 (12分遅れ) |
東海道本線 東北本線 | 品川駅 | 15:10 | 郡山駅 | 19:23 | |
快速あいづ | 郡山駅 | 19:48 | 会津若松駅 | 20:56 | |
宿泊地:ホテルアルファーワン会津若松 | |||||
2日目 | 磐越西線 | 会津若松駅 | 6:36 | 郡山駅 | 7:50 |
東北新幹線 | 郡山駅 | 7:57 | 仙台駅 | 8:43 | |
リゾートみのり | 仙台駅 | 9:13 | 鳴子温泉駅 | 11:00 | |
鳴子温泉駅周辺を散策・餅処 深瀬を訪問 | |||||
リゾートみのり | 鳴子温泉駅 | 11:23 | 新庄駅 | 12:26 | |
昼食:新旬屋本店 | |||||
とれいゆつばさ | 新庄駅 | 15:00 | 福島駅 | 17:41 | |
東北本線 | 福島駅 | 18:35 | 仙台駅 | 19:56 |
1泊2日のぶらり途中下車の旅をしたり…
または今回のように乗り鉄を思う存分に楽しんだり…
幅広い使い方ができるのが週末パスの魅力。
機会があればぜひ、週末パスを利用されてみては?



