- 一人旅に出たい
- 都会の喧騒から離れてリフレッシュしたい
- 綺麗な景色でも眺めながら、のんびり過ごしたい
そんな人へ。
ここでは「【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ」という内容でお届けしていきます。
そんな人にうってつけの場所が、東北地方。
東北は温泉、グルメ、そして絶景ローカル線の宝庫。
都会の喧騒から離れ、一人のんびりと過ごすには最適の場所なんです。
当ブログ「東北旅びより」では、東北各地で一人旅をしてきた筆者が、以下の内容を紹介していきます。
- 男一人旅におすすめの絶景ローカル線5選
- 男一人旅におすすめの観光地4選
- 男一人旅におすすめの温泉・ホテル3選
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ|列車編
人里離れたエリアで、ローカル線でのんびり一人旅するのもアリ。
列車旅は車なしでも楽しめることから、日常を忘れてのんびりと過ごせるんです。
そんなわけでここでは、東北各地で鉄道旅行をしてきた筆者が
と感じた絶景ローカル線を紹介していきます。
まず簡単にまとめると、以下の通り。
それぞれ詳しく紹介していきます。
五能線・リゾートしらかみ
五能線は川部駅(青森県)~東能代駅(秋田県)の約147kmを結ぶ路線。
海沿いを走るローカル線で、日本海の絶景を車窓から見れるのが最大の魅力です。
また沿線の驫木駅は、その景色の良さから青春18きっぷのポスターに選出されたことも。
日の入りの景色が特に綺麗なことで有名です。
秋田駅~青森駅間では「リゾートしらかみ」という観光列車が五能線経由で走っています。
東北を代表する観光列車として全国的に有名です。
千畳敷駅にて。
沿線の観光名所では数十分停車してくれます。
青春18きっぷや北海道&東日本パス利用者なら指定席券(530円)を買うだけで乗れるので、乗り得な列車とも言えますね。
出発駅までのアクセスも比較的簡単なので、鉄道旅初心者には特におすすめですよ。
釜石線・SL銀河
釜石線は、岩手県の花巻駅~釜石駅の約90kmの距離を結ぶ路線。
沿線の花巻市は、宮沢賢治のゆかりの地であることから「銀河ドリーム釜石線」という愛称がつけられています。
駅名標が銀河鉄道の夜仕様。
とてもかわいらしいデザインです。
釜石線
岩手県の花巻駅と釜石駅を結ぶ路線。花巻市は宮沢賢治のゆかりの地であることから、沿線には「銀河ドリームライン釜石線」という愛称がついている。出発後はしばらく田園風景が広がるが、途中の仙人峠に差し掛かると車窓が一変。かなり険しい峠道を進む。 pic.twitter.com/0QSyEpSf1O— 東北旅びより@東北の鉄道旅行メディア (@tohoku_travel) September 29, 2020
釜石線は岩手県の内陸部と沿岸部を結ぶ路線なので、けわしい道のりをひたすら走ります。
中でも見どころは「オメガループ」と呼ばれる区間。
オメガループとはその名の通り「Ω(オメガ)」の記号のような形を描きながら走行することです。
こちらの地図を見ると、線路が「Ω(オメガ)」のような形をしているのがお分かりかと思います。
列車の構造上、急激な勾配を登ることが難しいので、このように遠回りをしながら少しずつ高度をかせいでいくのです。
これは釜石線の車窓から撮影したもの。
下に線路があるんですが、ここから下り坂をぐるっと180度カーブして下の線路を走ります。
180度ゆるやかにカーブしながら、下まで降りてきました。
ついさっき通った線路を車窓から見れるという、ちょっと面白い体験ができます。
そんな釜石線で運行する観光列車が、SL銀河。
週末を中心に活躍しており、基本的に以下のような運行体系をとっています。
- 土曜日:花巻発・釜石行き
- 日曜日:釜石発・花巻行き
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」をモチーフにしたデザインが特徴的で、外観だけでなく、車内の至る所でもその世界観を感じることができます。
観光面からの復興支援と地域の活性化を目指し、2014年4月に釜石線で運行を開始した「SL銀河」は、旅客車(キハ141系)の老朽化に伴い、2023年春をもって運行を終了することとなりました。
引用:JR東日本
しかし、そんなSL銀河…
JR東日本ニュースにある通り、2023年春に引退することが決まりました。
JR東日本では、SL銀河に代わる新たな観光列車を検討しているとのこと。
引き続きSLになるのか、はたまた全く別の列車になるのか?
今のところは不明ですが、引退が決まってしまった以上は乗車できるのは今のうち…
これを機に乗車してみるのもアリです。
羽越本線・海里
羽越本線は、新津駅(新潟県)から酒田駅(山形県)を経由し、秋田駅までの約271kmを結ぶ路線。
東北の日本海側で活躍する、主要路線のひとつとして数えられます。
羽越本線の魅力はなんといっても、その風光明媚な車窓。
新潟県側では、日本海の絶景や笹川流れ。
山形県・秋田県側では、庄内平野や鳥海山。
険しい山道や崖の中を進む姿は、○○本線という名前からは想像がつきません。
そんな羽越本線で運行する特急列車、いなほ号。
いなほ号は、羽越本線・白新線経由で新潟駅~酒田駅~秋田駅間を結ぶ特急列車です。
特急いなほの最大の特徴は、圧倒的な快適性を誇るグリーン車。
- 2列+1列の3列広々シート
- 新幹線をはるかに上回る足元の広さ
- 充電コンセント付き
- 車窓を楽しめるフリースペースあり
鉄道旅行者の中では「豪華すぎるグリーン車」として有名で、在来線の特急列車としては最高のスペックだと言われています。
筆者はこれまでに様々な車両に乗ってきましたが、特急いなほのグリーン車は間違いなくトップクラスの快適性です。
そして酒田駅~新潟駅間では、海里という観光列車が羽越本線、白新線経由で走ってます。
海里の車内へご案内 pic.twitter.com/1P7kIKQUw5
— なか@東北旅びより (@naka_travel) October 21, 2019
海里は、2019年にデビューした観光列車。
週末を中心に活躍しており、沿線の食や景色を思う存分に楽しめるのが特徴的です。
磐越西線・SLばんえつ物語
磐越西線は、新津駅(新潟県)~郡山駅(福島県)の約175kmを結ぶ路線。
- 郡山駅~会津若松駅・喜多方駅(電化区間)
- 会津若松駅~新津駅(非電化区間)
以上の区間で分かれて運行しています。
郡山駅~会津若松駅・喜多方駅間は電化区間のため、電車での運行。
客層は観光客や帰省客、冬場はスキー場利用者など様々です。
福島県の中心部から会津地方への輸送を担う、重要な路線として活躍しています。
2020年3月14日から指定席車両がついた快速列車「あいづ」も導入され、一部ではかなり話題になりました。
磐越西線の郡山駅~会津若松駅間は、混雑することが多いんです。
しかし指定席付きの車両ができたことで、追加料金を支払えば座席を確約できるようになりました。
しかも座席は、観光列車とほぼ同レベルのフカフカリクライニングシート。
約1時間半の道のりを快適に過ごせます。
また郡山駅~会津若松駅・喜多方駅間では、フルーティアふくしまという観光列車も運行しています。
【フルーティアふくしま1・2号】
- 主に真冬以外(3月~11月くらい)
- 磐越西線(郡山~会津若松・喜多方)での運行
【フルーティアふくしま91・92号】
- 主に真冬(12月~3月くらい)
- 東北本線(郡山~仙台)での運行
基本的に、以上のような運行体系をとっています。
フルーティアふくしまの愛称は、走るカフェ。
その名の通り、車内では福島県産のフルーツを使った、地元の人気店がプロデュースするスイーツが食べられます。
スイーツメニューは月替わりになっているため、時期によって違った味や車窓、雰囲気などを楽しめるのが魅力的ですね。
ちなみにフルーティアふくしまは、一人予約でも乗車可能。
一人用のプランが旅行商品としてしっかり用意されていますし、実際に一人での利用者もよくいらっしゃいます。
フルーティアふくしまは家族旅行はもちろん、一人旅での利用にもおすすめの列車なのです。
対して会津若松駅・喜多方駅~新津駅間は非電化区間のため、気動車での運行。
峠越えなどの険しい区間が続くため、車窓の景色が抜群です。
磐越西線の車窓!さすが森と水とロマンの鉄道と言われるだけあるね! pic.twitter.com/GlVfcz5UBL
— なか@東北旅びより (@naka_travel) January 17, 2020
会津若松駅~新津駅間には「森と水とロマンの鉄道」という愛称がつけられており、その名の通り森と川の景色が続きます。
その景観の良さから、休日には「SLばんえつ物語」という観光列車の運行も。
昔ながらの客車、木目調のデザインが特徴的で、そのレトロさが大正ロマンを彷彿とさせます。
そしてSLばんえつ物語の魅力は何といっても、その迫力。
煙を出しながら力強く走る姿は、思わず圧倒されてしまいますね…
山の中を走る路線なので、車窓の見ごたえも抜群。
特に新緑と紅葉の時期はおすすめです。
福島県の会津地方は、観光にはうってつけの地域。
食、歴史、自然…豊富な観光資源に恵まれています。
三陸鉄道リアス線
三陸鉄道リアス線は、岩手県の盛駅と久慈駅を結ぶ第三セクター鉄道。
東日本大震災で運休していたJR山田線の宮古駅~釜石駅間は、2019年3月にJRから三陸鉄道リアス線へ移管され復旧しました。
現在は盛駅~久慈駅の163kmの距離を結ぶ、全国最長の第三セクター鉄道として活躍しています。
山を越え、トンネルを抜ければ大海原…
リアス式海岸の壮大で美しい風景は必見です。
どうしても海のイメージが強くなりがちな三陸鉄道リアス線だけど、実は山の景色も楽しめちゃう最高のローカル線なのよ。 pic.twitter.com/yc7W0EpGcg
— なか@東北旅びより (@naka_travel) November 10, 2020
どうしても海のイメージが強くなりがちな路線ですが、実は山の景色も楽しめるんです。
海と山を一挙に楽しめるのも、三陸鉄道リアス線の魅力のひとつ。
沿線の宮古市、釜石市、大船渡市は魚の街としても知られています。
市場はもちろん、海鮮を使ったラーメンなど…沿岸部ならではのグルメも盛りだくさん。
観光がてら立ち寄るのもおすすめです。
【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ|観光地編
東北地方は、都会の喧騒から離れ、ゆっくりと観光を楽しむには最適な場所。
ここでは東北各地で一人旅をしてきた筆者が
- ここはぜひ行ってみてほしい!
- ここは一人でのんびり落ち着けておすすめ!
と感じた観光地を紹介していきます。
まず簡単にまとめると、以下の通り。
それぞれ詳しく紹介していきます。
龍飛崎
龍飛崎は、青森県の津軽半島の最北端に位置する岬。
津軽海峡を一望できる絶景スポットです。
最近乗った東北のローカル線の中でイチオシなのは青森の津軽線…車窓が綺麗なのはもちろんだけど、沿線から漂う最果て感がローカル線の旅のイメージにピッタリすぎてまじでハマる…機会があればぜひ😳 pic.twitter.com/BEyzXJsMv0
— なか@東北旅びより (@naka_travel) October 27, 2019
沿線を走る津軽線は、個人的におすすめしたいローカル線のひとつ。
都会では体験できない秘境感を思う存分に楽しめます。
龍飛崎での観光とセットで楽しんでいただきたい路線です。
蕪島・蕪嶋神社
蕪島・蕪嶋神社は、青森県八戸市を代表する観光地。
ウミネコの繁殖地としても有名です。
海のイメージが強い八戸線。実は海の他にも田園風景や市街地、山、漁港みたいな感じで、次々と車窓が映り変わっていく面白い路線なんだよね。乗ってて楽しいしすごく好き。 pic.twitter.com/QVArhRB4jK
— なか@東北旅びより (@naka_travel) October 18, 2020
八戸線は、太平洋に沿って走るローカル線。
ですが海だけでなく、市街地や山間部の景色も楽しめるのが魅力。
八戸線沿線の陸奥湊駅前朝市では、新鮮な海鮮をリーズナブルな値段で食べれます。
陸奥湊駅の目の前ですし、蕪島・蕪島神社の観光とセットで楽しむのもアリです。
瑞鳳殿
瑞鳳殿は、宮城県仙台市を代表する観光スポット。
仙台藩の初代藩主、伊達政宗公を始めとした伊達家三藩主が眠る場所として知られています。
仙台駅~(るーぷる仙台)~瑞鳳殿前~(徒歩5分)~瑞鳳殿
仙台は牛タンの他、美味しいラーメン屋やフォトジェニックなカフェなど、魅力的なお店が様々。
観光がてら利用してみるのもおすすめです。
山寺
山寺は、山形県山形市を代表する観光スポット。
正式名称は、宝珠山立石寺。
あの松尾芭蕉も、自身の著作「おくのほそ道」にて、山寺を詠った句を残したとされています。
仙台駅~(仙山線)~山寺駅~(徒歩10分)~山寺
千段以上の石段を登った頂上から眺める景色は圧巻…
仙台駅から仙山線で1時間とアクセス抜群ですし、仙台観光とセットで楽しむのもおすすめです。
【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ|温泉旅館・ホテル編
のんびり一人旅をするなら、温泉とセットで楽しむのもおすすめ。
ここでは東北各地で一人旅してきた筆者が
- ここの温泉最高だったよ!
- ぜひ宿泊してほしい!
と感じた温泉・ホテルを紹介していきます。
まず簡単にまとめると、以下の通り。
- 海辺の絶景露天風呂が人気の温泉宿黄金崎不老ふ死温泉
- 天然温泉付きのコスパ抜群ビジネスホテルドーミーイン仙台ANNEX
- 体の芯まで温まる山奥の温泉宿打当温泉マタギの湯
どの温泉も最寄り駅から近いですし、近隣を走るローカル線もかなり魅力的。
鉄道旅行がてら立ち寄るのもおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。
黄金崎不老ふ死温泉
黄金崎不老ふ死温泉は、青森県の深浦町にある温泉宿。
「一度は乗りたいローカル線」として有名な、五能線沿線にある宿です。
鉄分を多めに含んだ黄金色のお湯が特徴で、お風呂から上がる頃にはお肌がスベスベしっとり。
そして黄金崎不老ふ死温泉の魅力は何と言っても、海辺の露天風呂。
メディアに取り上げられるくらい有名な露天風呂で「海辺の露天風呂に入るために来た」というお客さんも数多くいらっしゃるようです。
館内には、広々とした休憩室も完備。
窓側の席からは日本海の絶景を眺められるので、おすすめです。
なんと、冷たい飲み物が飲み放題。
かなりありがたいサービスです。
館内の食事処は宿泊者だけでなく、日帰り旅行者も利用可能。
ご当地グルメの「深浦マグロステーキ丼」が食べれるので、機会があれば食べてみるのもいいかと思います。
無料送迎バスに乗って約5分です。
観光列車のリゾートしらかみ利用者は、予約不要でウェスパ椿山駅から送迎バスに乗れるので便利ですよ。
普通列車ご利用の場合、ウェスパ椿山駅発の無料送迎バスは電話予約必須です。
ちなみに徒歩で向かう場合、最寄り駅は隣の艫作駅になります。
艫作駅からだと徒歩15分です。
五能線沿線をゆっくり散歩したい場合は、艫作駅で下車して向かうのもいいかと思います。
天然温泉 青葉の湯 ドーミーイン仙台ANNEX
天然温泉 青葉の湯 ドーミーイン仙台ANNEXは、仙台駅西口から徒歩6分のビジネスホテル。
街中にありながら、天然温泉の大浴場と露天風呂がついているんです。
そして天然温泉 青葉の湯 ドーミーイン仙台ANNEXの魅力は何と言っても、充実したサービス。
- チェックイン時に温かいおしぼりのサービス
- 湯上がり後はアイスキャンディー・ピルクルのサービス
- 夜はアルコール、おつまみ、夜鳴きそばのサービス
朝食は、ご当地グルメ「牛タンシチュー」がついた洋定食。
ビジネスホテルの朝食としては、かなりレベルが高いと個人的には思います。
ドーミーインは他のビジネスホテルに比べると割高ですが、これだけサービスが充実してるとさほど気になりません。
- 仙台駅から近いホテルがいい
- 温泉、露天風呂に入りたい
- ちょっと料金高くても大丈夫
- 美味しい朝食が食べたい(でも量はそこまでなくてもいいかな)
そんな方には、天然温泉 青葉の湯 ドーミーイン仙台ANNEXがおすすめです。
打当温泉マタギの湯
打当温泉マタギの湯は、秋田県北秋田市にある温泉宿。
秋田内陸線沿線にひっそりとたたずむ宿です。
ちなみに打当温泉と書いて「うっとうおんせん」と読みます。
打当温泉マタギの湯の泉質は、ナトリウム、カルシウム塩化物泉。
湯冷めしにくく、体の芯まで温まるのが特徴の温泉です。
温泉棟と同じ棟には大浴場の他、売店や家族風呂もあります。
打当温泉マタギの湯の最寄り駅は、秋田内陸縦貫鉄道の阿仁マタギ駅。
駅からは少し距離がありますが、事前に連絡すれば送迎をお願いできます。
もちろん日帰りでも送迎の利用は可能です。
【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ|まとめ
以上、今回は「【のんびり男一人旅】行きたい場所が見つかる!東北のおすすめスポットまとめ」という内容でお届けしました。
ぜひ一人旅の参考にしていただければと思います。